現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板

世界の孤児院や学校を周りながら世界一周。そんな現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板

自由を求めた子供達の戦い〜一人の女の子の勇気と、本音を出す覚悟〜


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1年最後の日。子供との涙の別れ

前回の「自由席替え」の記事の続きです。

前回の記事はこちら

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徐々に決まって行ったのですが
やはり、譲り合えないところがありました。 

「私も目が悪いから」

「私も」

「他にもこんな理由があって・・・」

「私だって・・・」

 

という「私が正しい論」のキャッチボール 

があり 

 

 

そのまま

授業が終了

 

その日には席は決まりませんでした。 

 

 

 

 

そして、

私の思いやみんなのすごかったところを伝え

「みんなならできる!」

 

と言ってその日は終了しました。

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このまま「できないから先生がきめる」

と言って先生が決めることもできます。

 

 

 

見ていると、お互い譲らないところがあったり

傷ついている子も見受けられました。

「やっぱり難しいな。じゃあくじ引きで決めるか」

と言うこともできます。

 

 

しかし、

失敗することを恐れていたら

傷つくことを恐れていたら

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子供の成長を助けてあげられないと思いました。

 

 

 

そして、次の日。

再度1時間を使って

「自由席替え」がスタートしました。

 

 

一回目のワクワク感というより

決意に似た

一体感を感じました。

 

 

みんなでいいクラスにしよう。

 

 

そうな雰囲気を醸し出していました。

 

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

 

やはり、決まらない場所があります。

 

 

それは、

前回も同じ場所で

同じ子供同士での話し合いでした。

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いろんな子が入って

なんとかみんなが幸せになれるように話し合いを進めていく。

 

 

二人の意見はこうでした。

A「私は目が悪いから前から2列目くらいじゃないと見えないの」

B「私もメガネかけてるし、目が悪い。」

 

その平行線。

 

 

 

そこで

 

 

一人の子が

話かけました。

 

 

 

C「私、前から2列目だから二人が揉めてるなら変わっていいよ。私後ろでも見えると思うし。」

 

 

そのCは、実は

引っ込み思案でなかなか、自分から人に声をかけることができない子でした。

とても優しくて、人知れず授業後に黒板を消してくれたり

配り物をさりげなく配ってくれるような子でした。

 

 

その子が

「代わるよ」

という声を上げるのにどれほどの勇気が必要だったでしょうか。

どれほどクラスのことを考えたのでしょうか。

 

 

それを考えると

涙が出るほど嬉しい言葉でした。

 

 

 

 

そして

さらに素敵な成長を見ることができました。

 

 

 

その

心優しいCさんからの提案を受け

A,Bの子供の行動が変わります。

 

 

Aさんがいきなり、泣きながら話し始めます。

「私、目が悪いからって理由で話してたんだけど・・・。それもあるんだけど・・・・

一番の理由は〇〇ちゃん(一番仲がいい子)の後ろになりたくて・・。

隠しててごめん」

 

 

それを聞いてBさんも話し始めます。

「私も、目が悪いって言ってたんだけど、私も、実は、メガネでも一番後ろでも見えるんだ。

でも、前後ろの席だったし、なんとなく前がいいな〜って。

Aちゃんに色々言われてムキになってた・・・」

 

 

 

そこから

話し合いは、お互い歩み寄り始め

最終的に、Cさんの席は、Cさんに座ってもらい

 

後ろでも目が見えるBさんが後ろに行くことで

決着したようです。

 

 

 

 

最終的には

じゃんけんを一回も使わず

全員が思いやりを持って話し合えたからこそ

全て納得いく結果になりました。

 

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でも、そのきっかけを作ったのは

一人の女の子の勇気。

そして

自分が傷ついても相手や周りのために

本音を喋った覚悟。

だと思います。

 

 

素敵な一面を見ることができました。