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約2年前、世界一周をしていた時
自分の当たり前が根底から崩れたことがあります。
水道からは赤色の水
バケツに汲んで流すトイレ
乗客が降りて通るのを手伝う道路
客が少なければ走らないバス
遅れるのが当たり前の電車
それが当たり前の世界で生活した時
自分の「当たり前」は当たり前ではなくなりました。
それからというもの、この「当たり前」の概念が少し変わりました。
自分とは全く違う環境に身を置いたり、そんな環境に身を置いている人に話と接していると
自分の当たり前が通用しない場面に出くわします。
ここからが今日の本題です。
今,この瞬間
自分の友達やお子さん、ご両親とうまくいってなかったり、よくケンカをしてしまうという方。
すぐ子どもを叱ってしまうという方。
もしかしたらこの
【当たり前】が原因かもしれません。
学校にいて
子ども同士のケンカや
先生が怒る時
友達同士の裏での言い合い
その多くが
自分の考えている「当たり前」の違いによるものだと思います。
全ての人の心には
「こうあるべきだ」
「こうあるのが普通だ」
「こうしなければならない」
などの自分の「当たり前」が存在します。
人が怒る時というのは、
この「当たり前」を相手が断りも無く侵害してくる時におこります。
良くあるケンカは「殴った」「殴ってない、ポンって触っただけ」
というもの。
ある子は肩をその強さでたたかれたら「殴った」と思うのが【当たり前】
もう一人の子は、その強さでたたくのは「冗談で許される」というのが【当たり前】
その当たり前が違うから
お互いイライラする。
子どもにイライラしてしまうのも同じ理由です。
「子どもはこうあるべきだ」
「子どもはそうするべきだ」
という当たり前が強すぎると
イライラが募ってしまいます。
ここでぶつかるのは
「自分の当たり前をそれが正解だと信じきってしまっているから」
です。
だから、お互い正当性を主張したり
相手の意見を聞かずに力で押さえつけようとしてしまう。
しかし、その中から幸せは訪れません。
では、どうしたらいいか。
それは、黒板に書きました。
①自分の当たり前が全て正しい訳ではないと知ること。
全ての人が違う「当たり前」を持っています。
完全一致することはありません。
②人とぶつかった時、イライラした時、相手の当たり前は何だろうと考えること、知ろうとすること
なんでこう考えるんだろう?
何か理由があるのかな??
自分同じように相手も違う「当たり前」を持っているのかな?
そんな風に考えると
相手の意見を「一旦受け入れる」ことが出来ます。
この一旦受け入れるが大事。
受け入れて,
認めるか、拒否するかは自由ですが
反射的に反対したり、相手を攻撃する よりは、確実にお互いがハッピーになると思います。