https://www.facebook.com/現役教師が毎日送るハッピー黒板-830280013753565/
個人facebookはこちら☆
私は常に子どもたちに言っている事があります。
それが【結果ばかりにこだわるな。】
ということです。
よくテレビを見ていて
子どもたちの夢の対象になっている選手などが
『結果が全てです』と言っているのを目にします。
それからというもの
子どもが結果にこだわる子どもが多くなっているような気がします。
もちろん、自分自身に対する厳しさとして、
「結果がすべて」と言うのはいいとおもいます。
それは、
結果について言い訳したりひとのせいにしたりしないで、
責任を自分で引き受け、
これからさらに努力していくという決意の表れだからです。
そんな人は成長していくことができるのですから。
しかし、結果を追い求めるばかりに
思うような結果にならなかった時、
それをバネに変えられず
自分を責めてしまったり
他のせいにしてしまったり
逆に
結果さえよければ
と考えてしまう子どももいるのです。
とくに、私が心配なのは
子どもにかかわる大人の中でこういう考えが増えることです。
勉強でもスポーツでも習い事でも、
側にいる大人がこういう考えをもっていると
本当に子どもを伸ばすことはできないとおもいます。
子どもの素質や能力は大人以上に千差万別。
発達段階や成長度合いも個人差があります。
だからこそ私は
【結果よりも、自分が全力で行えたか】
を考えるように伝えています。
全力でやれたら
感情が大きくなります。
感情が大きくなれば
どの感情になってもそれを次につなげることができます。
次に繋げることができたら
成長できます。
どんな結果であれ
そこから学び成長する。
結果に一喜一憂するより
全力で行えたかどうかを意識する。
これが大切ではないでしょうか。