※過去記事の再編です。
笑顔の素敵は人って男女問わず素敵に見えますよね。
実は笑顔って、素敵に見えるだけではないのです。もっとたくさんの効果があるのでご紹介します。
◆子供が笑顔になる回数は1日400回以上。大人が笑顔になる回数は1日13回◆
子供を毎日見ていると、本当にいつも笑っています。
その笑顔を見ていると、自分まで笑顔になってきます。
その笑顔が気になって調べてみると、なんとある実験によると子供は平均1日400回笑っているとい結果が出たそうです。
それに引き換え大人は1日平均13回だそうです。その差はなんと30倍!
子供は毎日大人の30倍笑って過しているんだそうです。
では大人はどんな顔をして過ごしているのでしょうか?
泣き顔は子供の方が多そうです。怒り顔もそこまで無さそうです。
多分「無表情」の時間が多いのではないかと思います。
笑顔をお金に換算すると
イギリスの研究者によると、笑顔1回で、チョコバー2000個分に相当する脳への刺激が生じるそうです。
それだけでなく、笑顔は現金16000ポンドを受け取るのと同じ刺激があるそうです。これは日本円にすると230万円を受け取るのと同刺激
であるというのです。
子供は1日400回笑うので、230万×400で9億2千万円を毎日受け取っているのと同じ喜びを感じているのと同じ幸せを味わっているというのです。
◆笑顔がもたらすものすごい効果◆
さらに笑顔は、すごい効果があるそうなのです。
1免疫力が上がる
実は、若くて健康な人も1日3000~5000個ものがん細胞が発生していると言われています。
私たちが笑うと、免疫のコントロール機能をつかさどっている間脳に興奮が伝わり、情報伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されます。
笑いが発端となって作られた神経ペプチドは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞(悪いウイルスなどを退治してくれる細胞)の表面につき、NK細胞を活性化します。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まります。
2集中力が上がる
笑うと脳への血流が増加し、脳の働きを活発化させると言われています。
人は、楽しい時やリラックスしている時に「a波」という脳波が出ています。このa波には、集中力を持続させ、記憶力を高める効果があるといわれています。
3ストレスが軽減される
笑顔によって、脳内には「エンドルフィン」「ドーパミン」「セロトニン」というホルモンが分泌され、ストレスが解消しプラス思考になります。
エンドルフィンとは、人に多幸感を感じさせ 鎮痛作用をもたらすホルモンです。モルヒネと同様の作用を及ぼすため、別名「脳内麻薬」とも呼ばれています。
ドーパミンとは、ヤル気やモチベーション維持に関わるホルモンです。ドーパミンが多量に分泌されると、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が抑えられ、ストレスや鬱感覚から開放されます。
セロトニンとは、心を平安な状態にし 心地よさや穏やかさを生み出してくれるホルモンです。セロトニンが分泌されているとストレスから解放され、リラックスすることができます。
4人間関係を円滑にする
人は第一印象でほとんど決まるという記事を昨日書きましたが、笑顔の人は第一印象が良く思われやすいので、人間関係がとても円滑に進みます。
笑顔の作り方
実は、笑顔の効果は「作り笑顔」でもおっけーだと言うすごい事実が報告されています。無理にでも笑顔を作るだけで、1回につき230万円の価値を受け取れるのだから、練習しない手はないですね!
(鏡があるときは鏡を見て練習をしてください!)
「い・う」練習法
①「い」の口の形を5秒キープ(できれば声も出す)
②「う」の口の形を5秒キープ
③「い」と「イう」を素早く繰り返す。(10回×3セット)
「い」の時に少し口角をあげる意識をするとさらにGoodです!
口の中で舌の体操
①口をしっかり閉じる
②舌を上歯の外側の歯茎につける
③時計回りにゆっくり大きく動かす(5〜10回)
④反時計回りも同じように動かす
・口が開かないようにしましょう
・ゆっくり回しましょう
口を膨らませる
①口を閉じる
②右頰に空気をためて10秒キープ
③左頰、上唇、下唇も同様に行う
④最後に口全体に空気をためて10秒キープ
自然に笑顔になれる写真を待ち受けにする
◆我々大人も子供から学ぼう◆
子供は私の先生です。
子供が笑顔になると私も笑顔になります。
しかし、子供は、自分の凄さに気づいていません。
もうすでに「人を幸せにする最強の武器」を持っているにもかかわらず
もっと勉強しなきゃ。もっといい成績を取らなきゃ。
宿題忘れないようにしなきゃ。発言しっかりしなきゃ。正解を出さなきゃ。
そうやって思い込み、「最大の武器」を持っていることに気が付いていない人が多いとおもいます。
だからこそ、それを伝えていく必要があります。
「君は、その笑顔だけで人を幸せにしているんだよ!」
私たちも笑顔を子供たちから学び、その笑顔の素晴らしさを、本人に伝えていかなければいけないと思います。