子育てや教育って
サッカーと良く似ています。
子どもに何かさせたい時
(例えば勉強させたいとか、お手伝いしてほしいとか)
これは、
シュートを打つ人が「子ども」
それまでのお膳立てをするアシスト役が「先生や親」
だと考えると、良い関係が見えてきます。
しかし、それを理解していないと
先生や親は監督になろうとしてしまうのです。
子どもに「あーしなさい!こーしなさい!」と指示を出して
出来ないと叱り、ペナルティーを課し
出来たら褒め、ご褒美をあげる。
それで何が悪いのかというと
子どもとの間に溝ができるんです。
確かにいう事は聞くかもしれません。
しかし、それだけです。
監督がいなければ、自分で点を取る気がなくなります。
意識するのは
「先生も親も、子どもと同じフィールドに立ってプレーしているという感覚でいること」
子どもがシュートしやすいようにどれだけ準備や行動が出来るか。
子どもがシュートを外した、またはシュートしなかった
のは、パスを出した自分の責任もあるのです。
それを監督になりきって「なぜシュートしないんだ!バカモン!」
となっていては
自分が成長しませんよね。
同じプレーヤーとしての意識を持つから
自分自身も成長することができる。
子どもとの距離も近くなる。
上下関係ではなく
信頼関係で結ばれる。
それが一番大切だと思います。
よく、先生は威厳がないとダメと言われます。
ビシっとしていないと授業はうまくいかないとも言われます。
しかし、前いた学校では
私は放課中「先生キモいw」と言われていました笑
背中に乗ろうとする子が何人も、いや、10人以上いました。(今の世の中、男の先生の接触は厳禁とされているので乗せませんでしたが)
しかし、みんな授業はしっかり聞きます。
クラスが楽しいと言ってくれます。
みんなで協力します。
それは上下関係ではなく
信頼で結ばれた関係だったからだと思います。