教師だって親だって
子供と関わる人生を歩んでいる人は
「子供の成長」を切に願っていると思います。
そんな親ばかりではない
と思う方もいらっしゃるとは思いますが
インターネットやfacebookも通じて、このブログのトップを見て、この記事を読んでいただいているあなたは
少なくともそのような方なんだと思ってこれから話をします。
私たち先生や親が
勘違いしてはいけないことがあります。
それは意識していないと忘れてしまうことです。
それは普通に生活していると勘違いしてしまうようなことです。
なので、しっかり意識していかないとダメだと思います。
その勘違いとは
「良い子だね」の定義です
よく小学生までの子には
何かできると「良い子だね〜!」「よくできたね〜」
と言います。
なんて言葉をかけていると思います。
では
一度、自分に問いかけてみてください
それって、どんな時に子供に声をかけていますか?
その「良い子」って
誰に対して、誰が思った「良い子」なんでしょうか?
多分、
「親」や「先生」にとって都合が良い結果を出した時に
「良い子だね」「よくできたね」と言ってしまうことが多いとおもいます。
例を出すと
先生の話をじっと聞いている
おとなしくしていた子供がいたとしましょう。
そんな時に「〇〇くんは良い子だね〜。おとなしくちゃんと先生の話を聞いていて」
というふうに褒められる。
一見、何か悪いことなの?
と思うかもしれませんが
実は、これを続けていると、ある方程式が子供の中で出来上がることがあります。
それは
「おとなしく先生の話を聞く」=「良い子」=「褒められる」=「愛される」
という方程式です。
すると、次第に
「自分のしたいことや言いたいことを言わず、静かにしていること」=「良いこと」
というマインドになり
「言いたいことを言ったり、したいことをすること」=「愛されない」
だというマインドが出来上がってしまいます。
つまり、「良い子だね」の前に
必ず「〇〇ができて」という言葉がつきます。
さらに、その「〇〇」とは、「周りの大人の望むこと」です。
これが増えると
子供の思考の中には逆の思考がうまれます
「〇〇しなければ悪い子」
「〇〇じゃない自分は認めてもらえない」という思考です。
しかし、私も先生をやっているからよくわかります。
無意識のうちに子供をコントロールしようとしてしまいます。
自分が考える幸せの定義が子供にとって一番いいと疑わず
「こうしたら幸せだ」と伝えてしまう。
しかし、子供の人生の主人公は「子供自身」です。
私ではありません。
私が考える幸せはあくまで「私自身」の幸せです。
全ての子に当てはまるわけではない。
大切なのは
子供自身が「自分自身が、人生の主人公だ」と意識し
自分で自分の幸せを考え行動できることです。
詳しくはこちら
ではどうしたらいいのでしょうか?
褒めることはいけないことなのでしょうか?
続きは、次のページで。