前回は
褒めることは一見良いことだと思っていたけれど
本当は、思わぬ副作用が生まれてしまうという話をしました。
褒めることはよくない
叱ることも自己肯定感が下がってしまってよくない
じゃあどうしたら良いの?!
それだけ知った私は
本当に頭を抱えました。
昔から良いと思ったことが実は違った
ということになった時
人は混乱します。そして、今の自分を正当化し始めます。
「そんなこと言ったってしょうがないよ。だって学校だもん」
「褒めて伸ばすって良いことでしょ」
そうやって、良い情報だけを取り入れようとしたり
「褒めない、叱らないってできるわけない」
そうやって思ってしまいました。
しかし
心のどこかで引っかかる。
子供の幸せのため
それで良いのか??
そうやって自問自答したら
それじゃ嫌だ
となりました。
そして、いろんな講座を受けたり、本を読み勉強しました。
では
どうしたら良いのか、私が勉強した知識をお伝えできたらと思います。
実際私もまだ完璧にできません。しかし、「意識する」のと「知らない」のでは結果は大きく違います。
今はまだ完璧ではないですがこれを読んでいただいている方と一緒にできたらと思います。
(褒めることが良くないというのも一つの考えです。何が正しいかはわかりませんが一つの考え方だと思ってください。)
褒める叱るではなく「認める」教育を
褒めてもダメ
叱ってもダメ
ではどうしたら良いの?
それは「認める」ことです。
そもそもなぜ褒めることがいけないのかは、こちらをご覧ください。
信頼関係を築くには
上下関係をやめることです。つまり対等な関係を築くことです。
それは、意識しなければ
親ー子・教師ー子ども間では非常に難しいものです。
どうしても大人の方が力もあるし知識もあります。
相対的に見て子どもは大人よりも劣って「見えて」しまいます。
具体的な方法を書きたいと思います。
それは「褒める」→「自分の感情を伝える(アイ・メッセージを伝える)」に変えることです。
(解りやすい図があったので載せておきます)
アドラー心理学で言うと「勇気づけ」というそうです。
私にはよくわからなかったので、「具体的にこうするといい」というところだけ抜粋して書きます。
例えば
「片付けできてえらいね」→「片付けてくれて部屋が綺麗になったよ。ありがとう」
「手伝いできて、いい子だね」→「手伝ってくれたおかげで助かったよ。ありがとう!」
「100点取れたんだ!すごいね。えらいね」
↓
「100点取れたんだ。そうか!今どんな気持ち?」
(嬉しい!)
「そうか!君が嬉しそうにしているのは私も嬉しいよ!」
というような感じです。
私は以下の4つを使えるように意識しながら子供と接しています。
1「ありがとう」
2「うれしい」
3「助かるよ」
4「だいすき」
4の「大好き」は、なかなか言う機会がありませんが、朝のハッピー黒板ではよく使っています。
子供から「先生好きな人いる〜?」と言われたら「このクラスのみんな!」と即答です。
子供は「嘘だ〜」と言いながら嬉しそうです。
それでいいと思います。本心でもありますし、子供も冗談と分かりながらも嬉しそうなので。
私自身、勉強中です。
日々成長です!!