私たちはラベリングが大好き
休日に私は、ブログを書いたり、本を読むためにお気に入りのスタバに行くのですが
そこでは様々な会話が聞こえてきます。
その中で、やはり多いのが
このラベリングの会話です。
ラベリングとは、ある人や事柄のごく一部を見ただけで、そのごく一部分が表現されるような名称を与え、それがその人や事柄の全てであると決め付けることを言います。たまたま机の上の書類が散乱していただけで、だらしが無いというラベルを貼り、決め付けるようなことです。
その代表例が
血液型です
「あの子すごく几帳面だよね〜なんでも真面目だし」
「あ〜〜だってあの子A型だもんね〜」
っていう会話。
よくありますよね??
これをラベリングと言います。
このラベリング
私たちは、結構自然に行っています。
これをうまく使えば子供達を幸せにできますが
もしかしたら、そのラベリングのせいで、子供の成長を止めてしまうことがあるらしいのです。
子供をマイナスでラベリングすると成長は止まる
よくある例を話します。
お母さん同士の会話や、先生同士の会話でも自然にやってしまうことだと思います。
「うちの子本当に人見知りで困っちゃうのよ〜」
「私の子は頭が悪いんですよ〜」
と言っていたり
「〇〇くんは、よく忘れ物するからね〜」
「△△ちゃんは昔からそそっかしいからね〜」
別に悪気があるわけでもないと思いますし
教員の場合、申し送りや引き継ぎ情報を聞くことはとても大切だと思います。
しかし、
そのマイナスなラベリングをすると
子供もそのラベル通りに成長してしまいます。
何回か連続で宿題忘れる子がいたとして
「お前は本当によく忘れ物をするやつだな〜」
と何気なくラベリングをしたとします。
すると子供は
「あ、自分は忘れ物をする人間なんだ」と自分自身をラベリングし始めます。
すると、その「忘れ物が多い」という人間になります。
子供が貼ってほしいラベルを貼ってあげよう
大切なのは、子供が望んだラベルを貼ってあげることだと思います。
例えば、「今は」宿題が出せていない子が居たとしても
将来、宿題を出せるようになりたいと思っているのなら
「あなたは、宿題を出せるように絶対になれるんだから頑張ろう」と励ますべきだと思います。
「今は」、落ち着きがない子だったとしても、本当は粘り強く何かに取り組みたいと思っているとしたら
「あなたは、じっくり考える力を持っているよ!焦らないで行こう!」
と伝えてあげるべきだと思います。
大切なのは「今」や「過去」の子供だけで子供を判断しないこと
子供の成長を信じきること
子供の未来に希望を持つこと