最近、コメントやメッセージ等で
どうやったら子供をやる気にさせることができますか?
という質問をよくしていただくので
少し私がどういう風に黒板を書いているのかということと合わせて
お答えしようと思います。
私は、毎日黒板を書いていますが
ただ思ったことをつらつら書き連ねているわけではありません。
結構言葉や書く内容に気を使いながら書いています。
何気に「どうしたらやる気になるか」という仕掛けをたくさんちりばめながら書いています。
なぜ黒板を書いているのかはこちら
子供の心は水と似ている。子供は「苦」から「楽」へ流れる。
子供がやる気になること。
それを考えてみればわかるのですが「苦」から「楽」へ流れていきます。
大人だって、「どうしたら楽できるか」を考えています。
理性や社会性がまだまだ未熟な子供なら尚更です。
だから、「勉強しなくてはいけない」と分かっていてもゲームに手が伸びてしまう。
そういうものです。
なので、それを逆に利用するのです。
今回は
クラスの団結力を高めようと書いた黒板です。
近いうちに
ドッジボール大会があります。
それを上手く利用して団結力を高めたい。
しかし、「休み時間に練習したい」という子と「そこまでしたくない」という子に分かれていました。
それはそれでいいのですが
少しこちらで働きかけてみました。
ある先生と協力して
こんなものを作ってもらい、黒板に貼っておく
私の学年は4年生
一つ年下の3年生に挑戦状を叩きつけられたら
燃えますよね?
楽しくなりますよね?
こうやって
少し環境を工夫すると、子供はやる気になります。
すでに「そうなっている」と信じて教育し、声かけをする
これは、私自身も常に意識していることです。
脳の構造を勉強したり
コーチングや心理学を学んだり、自己啓発書を読み漁ったりしていると
同じことに行き着きます。
それは、なる前からそうであるかのように脳を騙すこと
黒板で描いたものはこちら
「一流チームになろう」と書くのではなく
あえて
「俺たちは一流チームなんだから」という書き方をしています。
まさにスラムダンクのこのシーンです。
現実を見てみれば強くもないし、練習もあまりしていないまぎれもない「二流チーム」です。
しかし、理想は一流チーム。
だからこそ
「一流チームになったつもりで振舞う」こと。
先生がそれを信じて振舞うこと。
子供の可能性を信じきること
これって本当に大切だと思います。
案の定、その日の放課は、全員が本気でドッジボールを行い
勝っただけでなく
円陣を行い、ボールを渡し合い、声かけをし合い
団結力と仲の良さを見せつけました。
言葉かけや
すこしの仕掛けで、子供の行動は変わっていくのだと改めて体感することができました。
子供に綺麗事を言い続けられる大人になろう!理想を語れる大人になろう!と始めた「10秒で読める子供のための名言集」です。よろしければ、いいね、シェアお願いします。