読書は大切。
これは、多分多くの方が知っていることでしょう。
ある調査によると
20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し
30代で年収3000万円の人は1ヶ月平均9.88冊の本を読むそうです
その差は約38倍です。
アメリカの調査でもビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪が1日30分以上本を読むのに対して
年収300万前後の人たちの中で1日30分以上の読書をしていたのは、たったの2%しかいなかったそうです。
年収だけではありません。
本を読むことで
問題解決能力がついたり
表現力が豊かになったり
論理力、アイデア力がついたり
好奇心をくすぐらされたり
本当にメリットは様々です。
しかし、「本を読んだら問題解決力がつくから読みなさい!」
と言われても、あまり読む気に成らないと思うのです。
私は、子供にこんな風に説明しています。
「みんな。この本なんだけどさ、これ書いた人、これ書くのにどれくらい時間かかったと思う?
この本を書くために、小さい頃からずっといろんな勉強したり、いろんな経験したんだろうね〜。
それで、この本を書いたんだよね。本って1ヶ月とか2ヶ月でできるもんじゃないんだよね。何年も、もしかしたら何十年もかけて書かれる本もある。
そんな、何十年も想いを込めたものが1500円くらいで、たった数時間で自分のものにできるってお得じゃない?」
自己啓発書とか
成功法則とか
勉強法則とか
論文とかは
作者が何十年かけて成し遂げたことを体系化したものを
数時間で自分のものにできる。
伝記なんかは
その人の一生、生き様、信念を
数時間で疑似体験できる。
絵本や小説などは
その人が一生かけて考え想像した世界に
数時間で入り込むことができる。
そんな風に考えたら「読んでもいいかな?」って思いません。
なんか、読まないことは「もったいない」と思いませんか?
私は、教員になってからも
一週間に数冊本を読んでいます。
ほぼ毎日こうやってブログを書いたり
ハッピー黒板を書いても
言葉が途切れず湧いてくるのは
読書のおかげもあると思っています。
しかし
今まで、こうやって書いてきましたが
一番は
周りの大人です
周りの大人が、楽しそうに本を読んでいたら
子供は自然と本を読み始めます。
シンプルで一番効果あると思いますよ。