「時は金なり」
だから時間を大切にしよう
よく言われる言葉です。しかし私はそうは思いません。
私は
「時間は命そのもの」だと思っています。
それくらい大切にしなければいけないのが「時間」だと思っています。
私たちは、毎日をただなんとなく、無意識に過ごしていることが多いと思います。
私たちは、「明日が来るのは当たり前」だと思っています。
明日は絶対やって来るし、明後日も、来月も、来年も
自分の人生はず〜っと続くかのように考えています。
しかし、よく考えてみてください。
そのなんとなく過ごしているその時間がいかに大切なものか。
私は、常に「終わり」を意識するようにしています。
これは、スティーブ・ジョブスが行なっている習慣です。
ジョブズは毎朝欠かさずに、朝、鏡の前に立ち、自分に向かってこう語りかけます
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日の予定は、本当に私のやりたいことだろうか?」
この質問に対する答えが「No」という言う日が続のであれば
そろそろ何かを変える必要があると考えるのだそうです。
私も、その質問を、朝自分自身に問いかけます。
そして、できるだけその行動と同じ行動をとれるように意識しています。
◉もし、今日目の前の子どもたちと会うのが最後だとしたら、自分は何を伝えるだろうか?
◉もし、今日目の前の子どもたちと会うのが最後だとしたら、自分は何をするだろうか?
その行動こそが、自分にとって一番の行動だと思います。
そうやってなるべく自分の行動の指針を決めています。
よく考えてみてください。
今日という日は、今という時間はもう二度と戻ってくることはありません。
その時間は今しか使うことができません。
目の前を過ぎてしまえば、やり直すことはできないのです。
どんなお金持ちだって、どんな夢を叶えた人だって、どんな成功者だって
過ぎ去った過去をどうすることもできないのです。
だからこそ「時は金なり」ではありません。
「時は命そのもの」なのです。
子どもによく話をするのは
君たちが晩御飯を10分で食べるとき、実は、その中にはたくさんの時間と命の上に成り立っているんだよ。
例えば、夜ご飯が焼肉だったとしよう。その牛の生きていた3年。野菜の育った3ヶ月。牛を肉にしてくれた方の1時間。野菜をとってくれた人の1時間。買い物に行ってくれたお母さんの1時間。料理を作ってくれた30分。
そんな時間(命)の上にあるのが、君たちの食事なんだよ。
その10分はそんな何年もの命が使われているんだよ。
しかし、だからと言って「時間を無駄にしないためにダラダラするな!休むな!」と言っているわけではありません。
せっかく命を使うのならば
ダラダラするときは、全力でダラダラすればいいと思うのです。
その時に「あれもしなきゃいけないのにダラダラしちゃってるな〜」と罪悪感を持っていると、それは無駄な時間かもしれません。
しかし、「今日1日は全力でダラダラする!好きなことをして好きに過ごす!」と決めれば、それは素敵な時間の使い方になると思います。
それが「時間の使い方」だと私は思います。
同じ1時間。あなたはどんな意識を持ちますか??
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