子供は私にいろんなことを教えてくれます。
子供は自分の師匠だとさえ思います。
子供の素直さ、子供心。
私たち大人が忘れてしまったことを思い出させてくれるのが目の前の子供です。
今回は、ある子供に「仕事の本質」を教えてもらった気がするのでシェアさせていただきます。
子供から教わった「仕事の本質」は与えられたものではなく「自ら楽しんでやること
クラスには「係活動」というものがあります。
これはいわば学級を円滑に進めるために必要なものです。
子供にとっての「仕事」だと言えるでしょう。
給食係、配り係、音楽係、学級代表・・・
様々な係があり、様々な業務内容があります。
会社も同じではないでしょうか。
営業課、人事課、経理課・・・
様々な役割があり、業務内容があります。
この話は、ある書記係の話です。
書記係の仕事は給食の準備中に以下の写真にある小さな予定黒板の内容(明日の予定)を、背面黒板に書き写すこと。
※ちなみにこの写真の予定表は、朝私が書いておき、子供たちは朝来たら書き写すという方法をとっていました。
この日、書記係の子がいつものように予定黒板から、背面黒板に書き写した後
私のところにきてこう言いました。
「先生。あの予定黒板も書記係が書いちゃダメ?予定は分かってるし、私書きたい!」
これには私もびっくりしました。そして嬉しく思いました。
これを、大人の仕事に当てはめると・・・
営業周りでAというエリアを担当しているAさん。
その先輩である私。
そんなAさんが私のところにきてこう言いました。
「先輩!僕、先輩の担当しているBエリアも営業していいですか?やり方分かっているしやりたいです!」
って感じですよ!!!!
そんな人、周りにいますか?
びっくりしますよね。
しかし、その子は、めちゃめちゃ楽しそうに係活動をやっているのです。
これって仕事の本質だと思うのです。
仕事とは
ただ与えられたことをいかに労力を使わずにいかに早く終わらせるかということではない!!
この子供みたいに
ただ与えられたことではなく、世の中や会社を良くすることを自分で考え実行し、なおかつ楽しんで行えること
なのではないでしょうか。
あなたは、この子供に勝てますか?
この子を目の前にして、子供に胸を張って物事語れますか?
私も子供に教わりながら、負けないように頑張ろうと思います。