先日、市内で
小学生サッカー部大会が行われ
去年の教え子たちと再会しました。
数ヶ月見ないうちに
本当に身長が伸びて
大人の顔付きになっていました。
その成長を嬉しく思いつつ
こんなことを考えていました。
「果たして自分は、この日々成長している
子どもたちの1日1日の小さな変化に
しっかり気付いているだろうか?」
子どもたちの成長は
一日でぐんと成長するものではありません。
1日1日少しずつ
見えないようだけどしっかりと
成長しています。
「今、受け持っている子どもたちの
その1日の小さな変化に
しっかり気づけているだろうか??」
「日々の生活の忙しさや
当たり前になっている生活で
その『小さな変化』に鈍感になっていないか?」
以前、保護者から
こんな言葉をいただいたことがあります。
「うちの娘が、下敷きを新しくした時に
先生が『あれ?下敷きかえた?かわいいね』
って言ってくれたと
とても喜んでいました。
今まで入学してから何回も
下敷きを替えていますが、そうやって
先生に言われたことは初めてです。」
私は下敷きを替えたことに気づこうと思って
生活していたわけではないですが
その子にとっては
「自分の変化に気付いてもらえた」という
思いがあったのでしょう。
下敷きだけではありません。
「髪型替えた?かっこよくなったねー」
「この前はできなかった問題が、できるようになってる!すごい」
「いつもより顔が暗いけど、何があった?」
「あれ?なんか嬉しそうだね?いいことでもあった?」
そんな風に
目の前の小さな小さな変化に
気付いていける力
は、とても大切だと私は思います。
そして、周りの環境だけでなく
「自分の変化」に気付ける人とは
本当に幸せな人生を歩めると思います。
「今日と同じ一日」は
一生やって来ません。
そして
「今日と同じ自分」は今日以外にいません。
だからこそ
1日1日の小さな成長や
小さな小さな嬉しい出来事
楽しい出来事を
大切にしてあげてみてはいかがでしょうか?