前回、ブログで学校で行った
「道徳」の授業での題材
「勇気の缶詰」というお話を紹介しました。
そのお話はこちら
この物語では
スーパーに売っていた「勇気の缶詰」の中身は
「ボクニタヨルナヨ。ヨワムシ」
と書いてある紙が入っていた。
というオチでした。
そして色々子供達と授業で話し合った
次の日の黒板がこちらです。
今日は
勇気の出し方と勇気に対する考え方
についてお話ししたいと思います。
①勇気が必要なタイミングは人それぞれ違う
「いいな〜あの人は。勇気があって」
って思う人は、身近にいませんか?
なんでも前に出て発言する人
どんなことにもチャレンジする人
前向きでいつも明るい人
自分もあんな風になれたら・・
そんな風に思ったことはありませんか?
しかし
実はその人は
恋愛だと超奥手かもしれませんよ?笑
勇気満々で力が強い
ジャイアンみたいな人も
実は
親には勇気が出なくて何も言えないかもしれません。
逆にスネ夫は
ママにはなんでも言えます。
では、ジャイアンとスネ夫では
スネ夫の方が勇気があるのでしょうか?
そんなことは思わないでしょう。
そうです。
勇気の出すタイミングは人それぞれ。
だから、人と比べることはありません。
あなたにはあなたの
得意があり
苦手があるのです。
②勇気が出ないのは「周りの反応が気になるから」
なぜ勇気が出ないのかというと
「周りの反応が気になるから」です。
部活が嫌で嫌で辞めたいのに
がやめられないのは
「同じ部活の仲間になんて言われるかが怖い」
「親に反対されそう」
というのが大きな理由なのが多いです。
発言するのに勇気が出ないのは
「間違えた時の周りに笑われるんじゃないか」
「変な風に思われるんじゃないか」
と思ってしまうのが大きな原因です。
勇気が出ない大きな理由は
周りの反応を気にしすぎること
です。
③勇気を出せるかどうかは「あなたが周りをどう見るか」で決まる!
では、どうしたら勇気が出せるようになるのでしょう?
それは
・もっと自信をつける。
・思い切る。
・頑張って成長する。
ではありません。
それも大切なのですが
それをしても
また
「周りに変に思われたらどうしよう」
と不安に襲われてしまうだけです。
実は
「人からどう見られているか」
というのは
「あなたが人をどう見ているか」
と同じなのです。
例えば
部活を「やめたい」と友達に言えないのは
友達から
「裏切り者!」
「自分たちだって頑張ってるのに逃げるの?」
「負け犬じゃん」
と陰口を言われるのが怖い
と思う人は
同じような境遇に友達がなった時
その友達に、同じように
「裏切り者!」
「自分たちだって頑張ってるのに逃げるの?」
「負け犬じゃん」
と思っているのです。
だから
あなたが周りにかける声かけを変えることです。
大丈夫だよ!
失敗してもオッケー!
チャレンジしたことが素敵だね!
一緒にがんばろ!
いいね!かっこよかったよ!
あなたの勇気を尊重するよ!
あなたはあなたでいいんじゃない?
そうやって声をかけることです。
そして
心から
そう思えた時
勇気を出す必要なく
そのまま行動に移せるようになります。
まずは自分を変えていきましょう。