明日は衆議院選挙ですね。
国の代表達を決める選挙ですが
若者は関心がないと言われています。
こんなタイムリーな中
学校でも
「児童会役員選挙」というものがありました。
その時に書いた黒板がこちらです。
また、私のクラスでも
「学級代表」を決める時期でもありました。
児童会役員や
学級代表
今でいう衆議院選挙もそうですが
大きく分けて2種類の人間がいることがわかります。
今回は、黒板に合わせて
「児童会役員」を例にとりながらお話をさせていただきます。
1種類目の人間
「児童会役員」をやりたくて立候補する人(何のためにを持っていない人)
これは、学級代表でも衆議院でも同じことです。
また、もっと言うと
志望校を選ぶ場合でも
職業を選ぶときでも同じことが当てはまります。
①の人は
ただ単に「児童会役員」になることが目的になっている人です。
語弊を恐れずに言いますが
この種類の人は非常に多いように思います。
「児童会役員」になりたいから
当選しそうな理想を掲げ
当選しそうな公約を考え
当選しそうな振る舞いをし
当選しそうな話し方を勉強し
当選に向けて動き出す。
これは、別に悪くはないとは思います。
ただ「やりたい」と言う理由だけで
動き出せる人は本当に貴重な存在です。
そして、そんな人ほど
本当に多くのことを実現できる可能性を秘めています。
しかし
もう1種類の人には
絶対に勝てないと思います。
何で勝てないのか。
それは
その人が
理想を手に入れた後の人生において
幸せになれるかどうか
と言う点において絶対に勝てないと言うことです。
そのもう一方の考え方をする人間とは
2種類目の人間
やりたいことがあるから「児童会役員」に立候補する人 (なんのためにをもっている人)
この種類の考え方をする人たちは
本当に強いです。
「児童会役員になりたい」
↓
「何を言ったらウケるかな」
↓
「挨拶運動とかいいな」
と考えて立候補する人と
「この学校をもっと笑顔にしたい!だから自分がリーダーになって挨拶運動をしたい!」
↓
「児童会役員になったらそれが一番実現しやすい!」
↓
「児童会役員になるぞ!」
どっちが素敵ですか??
もしかしたら
受かるのは前者かもしれません。
それは「人気」「戦略」「話し方」いろんなものが
絡んでくるからです。
しかし
1種類目の人と
2種類目の人は
その後の人生が全く変わります。
多分
2種類目の「やりたいこと」がある人は
児童会役員になれなかったとしても
自分で何かできることを考え行動していきます。
一方、「児童会役員になりたい」人は
いかに演説でいいことを言っても
落ちたらそのことはやらないでしょう。
受かっても実行するかどうかはわかりません。
そうです。
大切なのは
「何のためにそれをやるのか」
を明確に持っていることです。
(これは大好きな講演家、中村文昭さんがよく使う言葉です)
そしてこれは
志望校選びにも
仕事選びにも
絶対に必要な考え方です。
最後に
これを見ていただいている
みなさんにこんな質問を残しておきます。
あなたは何のためにその志望校へ行きたいのですか?
あなたは何のためにその学校に通っていますか?
あなたは何のためにその仕事に就くのですか?
あなたは何のためにその仕事をしていますか?
あなたは何のために生きていますか?
あなたは何のために自分の命を燃やしていますか?