この日
英語の先生(フィリピンの方)が
私のクラスに給食を
食べに来てくれました。
子どもたちは
他の先生が来てくれることで
テンションMAX!!
「私の班に来て!」
「俺の班でしょ!」
と英語の先生がどこで給食を食べるか
じゃんけん戦争が起きていました。
私も
せっかく来てくれるからと思い
あるゲームを企画して
やってみました
その時に
二つの反応に別れ
それが驚くほど「人の成長」
に関わってくるなと思ったので
ここでシェアをしたいと思います。
その行ったゲームとは
「日本語禁止ゲーム!」
給食中は
日本語を喋ってはいけないというルールです。
英語で言いたいことを
先生に聞く時だけ
日本語オッケー。
その他は全て英語で喋る
(正確には、知ってる単語を使って意思を伝える)
というゲームを提案しやってみました。
そこで
真っ二つに思考が分かれました。
A「出来ないからぜったいやらない」
B「出来ないけどやってみる」
シンプルですが
この小さな差は
大きく成長に関わります。
もう一度言いますが
私も含め全員英語は話せません。
しかし
ある子は知ってる単語を繋げようと必死になり
ある子は「アー。んー。」としどろもどろになりながら話そうとし
ある子は「先生!好きな食べ物は何ですか?ってどうやって言うの?」
と聞きにきて
ある子は「マイ ライク タベモーノ イズ ヤキニーク!!」と
ルー大柴みたいな日本語で
先生と話そうとします。
一方で
「は?わからんし!」
「意味わからん!」
「喋れんわ!」
と、一切英語で話そうとしない子
これは英語が喋れる喋れないではありません。
「喋れない」と言っている子の中には
成績優秀な子もいます。
私はここに
「成長する人」と
「成長ができない人」の違いがあると思います。
生まれ持った能力とか
今まで誰かにやらされて積み上げてきた技術とか
それも大切だと思います。
小さいうちから
英語をやらせた方が身につきます。
ピアノをやらせればできるようになります。
しかし
その子たちが今後
大人になり
誰も教える人がいなくなった時に
それでも自分を成長させることができる人になるためには
思考を変えること
思考を育てること
だと思います。