昨日の記事の最後に
「人が行動するときのタイプは
3タイプに分かれる」
という話をしました。
その3タイプとは
①人との繋がりを重視するタイプ
②権威、権力、資格などを重視するタイプ
③費用対効果、損得を重視するタイプ
です。
その人にあった話し方をする
伝え方をすると良いと言われています。
しかし
私は
そのどのタイプの人でも
動かすことができる条件があると思っています。
アンパンマンのアンパンチのように
これがあったら
誰もが動いてしまう
絶対的な必殺技があります。
それが
感動です。
人との繋がりを重視する人でも
権威権力を重視する人でも
損得感情で動く人でも
感動は人を動かします。
この黒板を書いた日それを実感しました。
この日の前日
私の学校は、音楽祭でした。
客観的に見ると
子供たちが緊張してしまい練習でもなかったくらい
伴奏と歌がずれてしまいました。
子供たちの終わった後の反応は
「あまり上手じゃなかった」
「練習のが良かった」
というものが大半。
しかし
私は、本当に感動しました。
歌に?
歌もそうですが
何より
本気の子供たちに
です。
一生懸命歌う姿。
ズレ始めたと全員気づいていても
誰一人として声を小さくすることなく
最後まで歌いきったこと。
今までやってきたことを信じて綺麗な歌声を届けようとする姿。
何より
目です。
本気の人は目が違う。
そして書いたのがこの黒板です。
人の心を動かすのはテクニックでも、技術でもない。
確かにタイプはあるけれど
それを上回るのは「感動」です。
ちなみに
どうやったら人を感動させることができるかというと
相手の予想を
上回ることです。
今回のことでいうと
私は「子どもたちはこれくらい一生懸命やれるだろう」
と考えていたものを
大きく上回る一生懸命な姿を見せてくれました。
その予想を上回った分が
感動になるのです。
つまり、予想を上回れば上回るほど
感動が大きくなるということです。
ということは
期待値が低いほど
感動が生まれやすい
ということになります。
下はそのことを詳しく書いた記事です。
参考にしてみてください。