私は、現在の立場上
かなり出張が多く、クラスを空けてしまうことがあります。
その時には、
出張の時だけ来ていただく
補充専門の先生に入っていただくのですが
その先生から
前回、こんな風に
言っていただきました。
先生のクラスは、
本当に優しい子供達が育っていますね!
みんなで声かけをするし
自分たちでなんでもやるし
まとまっています。
今まで、沢山のクラスに入ってきましたが
こんなステキなクラスは初めてです。
それを聞いた時
本当に嬉しかったです。
そして、思わず
黒板を通して子供達に伝えました。
こうやって文字として残せることも
黒板メッセージのいいところですね♪
そして、そのなかで
なぜ、子供とここまで信頼関係が
作れたか
客観的に見てみると
一つの答えに行き着きました。
それは
「先生と生徒を上下関係で見ない」
ということです。
肯定的に言うなら
「子ども一人一人を対等な人として接する」
ということです。
だから私は、子供にたいして
「偉いね」
「よく出来たね」
というような褒め言葉は使いません。
代わりに
「ありがとう!」
「すごいな〜」
「それしてくれて嬉しい!」
という感謝や自分の気持ちを伝えています。
これは、戦略ではなく
た
私は心から子どもは師だと思っています。
日々子どもから色んなことを教えてもらえます。
心の底から楽しむことや
この一瞬に全てをかける心
果敢にチャレンジする心や
嫌なことを嫌としっかり表現する大切さ
数えたらきりがありません。
私たちが忘れてしまった大切なことを
こどもから沢山教えてもらえます。
知識と経験。体力と年齢。
それは子どもには優っているところです。
しかし勘違いしてはいけません。
そもそも人に上下関係なんていうものはないのだと思います。
力があったり権力がある人が
勘違いをしているだけです。
力づくでやれば子どもを従わせることはできるでしょう。
怒鳴ることをすれば思い通りにすることだって出来るでしょう。
しかし、それを
「自分の方が偉い」とか
「自分の方が優れている」とか
勘違いしない方がいいと思います。
自分が優っているところを
授業や学校生活で伝え
子どもが優っているところは
教えてもらう。
まさにwin-winですね!
過信せず
誰からも学ぶ姿勢を。
子供を尊敬すること。
それが一番大切な接し方の基本だと思います。