この日、私の学校では福祉実践教室が開かれました。
内容は視覚障害や聴覚障害、
車椅子生活の方などをお招きし
実体験を語ってもらったり
実際に車椅子や点字などを体験することで
福祉についての知識を深め
興味をもつこと
また、理解を深めることが目的です。
私はこの
「体験」というのは
人生において最も大切で、効率の良い学びだと思っています。
そして
机の上だけが勉強の場ではない
と心から思っています。
最近、なぜ勉強をするのか
という私の考えもお伝えしていますが
事実として、学校で得た「知識」そのものは
大人になって使わないものがほとんどです。
しかし、
その知識を集める方法や
知識を活かして物事を解決する考え方
新しいものを創造する力など
学校の勉強をするとこで身につく力は
とても大切なものだと思っています。
しかし、それを机の上以外で
一気に身につけることができること
それが「体験活動」です。
例えば
戦争の悲惨さやその時の苦しみ、使命感などを知っているのは
1番は当時の人です。
2番目はその当時の人から直接話を聞いたり現地に赴いたりした人でしょう。
そしてそのあとが
教科書で勉強した人なのだと思います。
世界の食料危機についてなら
1番は貧困国の人が一番感じています。
2番は貧困国に赴いた人でしょう。
なので私は
「体験」をすることをとても重要視しています。
東北大震災のとき、すぐに東北に行ったのも
世界一周に行ったのも
塾をやったのも
カンボジアのスタディーツアーを企画しているも
学校の先生をやっているのも
こうした「体験」を大切にしているから。
そして、その時の経験こそがいまの自分を作っています。
前のブログにも書きましたが
勉強をする理由の一つに解決能力を養うという理由があります。
だったら
身近な人や、自分の問題を積極的に解決しようとすることが
1番の勉強です。
創造力を養いたいなら
周りの人と一緒に新しい遊びを考えたり
ビジネスモデルを考えたりして、行動することが1番の勉強です。
机の上だけが勉強の場ではない。
それを子供に伝えていきたいと思います。
そして、大人向けに
「やりたいことをカタチにする」
楽しい勉強会を主催します。良かったら足を運んでみてください!