この日の前日
ようやくクラスが全員揃いました。
というのも、ある事情で
長い間学校に来ていない(不登校や病気ではないです)子が
久しぶりに学校へ来ました。
クラスのみんなは大盛り上がり!!
前々からこの日に来るということで
サプライズを企画し
レクを企画し
楽しみにしていました。
そして書いた黒板がこちら。
私は
このクラスの子誰が欠けても
幸せなクラスを作ることはできないと思っています。
個々を見れば
宿題をよく忘れる
発言できない
ヤンチャ
色々います。
ただ
その要素も全て合わせて
このクラスを作っている。
忘れ物をすることは
よくはないかもしれないけれど
それで周りの子が
「貸してあげるよ」
という優しさが育ったり
「自分は気をつけよう」
という自立が育ったり。
例えるなら
パズルです。
パズルのピースは
それぞれ同じ形は一つもありません。
それが良くて
それじゃなきゃダメで。
それがそのまま適切な場所に
カチッとハマるから
ステキな絵が完成する。
それと同じなんだと思います。
凹んでるところも
凸(突き出ている)ところも
どちらもあっていい。
それを無理に
突き出させたり
凹ませたりすると
パズルは完成しません。
まず大切なのは
みんなそれぞれ凸凹があると理解すること。
自分の凸凹を認めること。
みんなの凹凸を認めて
自分の凹凸で補い合おうとすること。
それが何より大切だと思います。
そのために伝えているのが
「君たちは、誰が欠けてもいけない大切な存在なんだよ」
ということです。
自分の凹凸を認め
相手の凹凸を認めると
それぞれがカチッとハマっていきます。
すると、絵が完成していく。
そんな土台ができて初めて
「じゃあみんなでどんな絵を作っていこうか?」
と考えられるのだと思います。