席替えチャレンジ二日目になりました。
席替えチャレンジって?内容は?
詳しい内容はこちら↓
実は初日は200個集めるうちの
40個
しかし、「信じる」ことを選びました。
子供の未来を信じて。
(詳しくは下のブログにて)
そして
運命の2日目
結果は
全員参加をして232個の
「ハッピーアクション」をして
見事チャレンジ達成でした!
ここで、子どもたちに
「何のために」このチャレンジをしたのかを黒板で伝えました。
今回伝えたかったことは、二つです。
【①まわりをハッピーにしようとすることは、意外に楽しい!】
子どもたちは、この2日
「なにかハッピーにできることはないか?」
と放課中動き回っていました。
そして、ゴミが落ちていたり
だれかが筆箱を落としてしまったりすると
飛んで行って、サポートする。
A君「はい!落ちてた!」
B君「ありがと!!ハッピーアクションゲットだね!」
A君「やったね!!」
そんな会話が繰り広げられました。
普段、ゴミが落ちててもスルーするような子も、こうやって
「動機」を大切にして
「目標」を設定し
できているかどうかを「可視化」すると、自然に動きたくなるようです。
しかも、苦痛ではなく、楽しくなってくるのです。
【②特別な資格や能力がなくても周りを幸せにすることができる】
人は(特に大人になると)
人を幸せにしようとすると、何か特別なことが必要だと考えてしまいます。
「お金をしっかり稼ぐこと」
「安定した就職のために資格を取ること」
「特別な能力」など
実は、そんな能力がなかったとしても、
周りを幸せにすることはできます。
こうやって話をするとこうやって考える方がいらっしゃると思います。
「そんなハッピーハッピー言ってて努力しない子になったらどうすんの?努力して手に入れるから幸せになれるのよ」
多分、これは幸せのハードルが高すぎるのではないかと思います。
もしくは
「努力した分だけ幸せになれる」と勘違いしていると思います。
これは
小さい時から大人に
オリンピック選手やプロ選手
有名な偉人の話をされ
「諦めなければ夢は叶う」論を
嫌な勉強に向かうための
都合の良いエピソード
現実から逃げたくなる子への
都合の良い努力論
に利用されている気がします。
羽生結弦選手が
オリンピック連覇を達成しましたが
あの羽生結弦選手は
怪我をして
そこから苦しくても頑張って
乗り越えたから金がある。
たしかにそうなんですが
そのもっと深いところに
「スケートが滑りたい」
「スケートが大好き」
という思いがあるはずです。
それがあるからこそ
逆境を乗り越えられるもの。
だから「努力した分だけ幸せになれる」
ではなく
「好きなものを好きなだけやると幸せになれる」
のだと思います。
そして、私は子どもたちに
もっと小さな幸せに目を向けて、
そこを大切にして欲しいのです。
その小さな幸せを大切にするからこそ、
大きな幸せがやってくるような気がします。
だからこそ、
「どんな小さなことも、自分が幸せにできることは自分でやる」
と決めることが大切だと思います。
【たった一秒しゃがんでスリッパを揃えるだけで周りを少し幸せにできる】
【たった数センチ、自分の顔の筋肉を動かすだけで周りを幸せにすることができる】
その周りを幸せにできる行動を疎かにしない。
そこから幸せは作られていくのだと思います。