もうすぐ入学式、始業式です。
4月はじめ。
子供達が学校に来るまでの数日間。
先生たちは、めまぐるしいほどの日常を過ごします。
新しい先生、新しい環境、新しい子供達を受けもつことが大半なので
学校の方針の確認から
学年方針
学級方針を決め
それにあった環境をつくっていくため
様々な業務をこなしていきます。
教員以外の仕事をしてきて
自分で塾を経営していた私は
これはいるのか??
なんて思ってしまうものも多々ありますが
どの先生も必死に準備をしています。
私は
子供が自己肯定感を高め
自分で自分の人生を生きるために必要な能力を養うための土壌として
「自分を出せる環境をもつ」
ことが非常に大切だと思っています。
人は
それぞれの環境の中で
それぞれ違った面を出すことがわかっています。
例えば
同じ人でも
職場ではバリバリ働けるきっちりした面が出て
実家では甘えて
夫婦や家庭ではグータラなダメおやじで
友達同士だと自由
みたいな人もいるわけです。
それは子供にもあります。
多くの子供は
家と学校の顔は違うでしょう。
親が厳しすぎたりきちっとしすぎたりすると
学校では反発したり、甘えたり。
学校では物静かだけど
家ではなんでも話してうるさいくらい。
そんな子も多いものです。
私は
子供が自己肯定感を高め
自分で自分の人生を生きるために必要な能力を養うためには
そうした環境の中に
「自分を出せる場所」を持つことが必要だと考えています。
特に子供は
交友関係が身近で、付き合う年齢もほとんど変わりません。
今の子供たちの環境は
学校、塾、家
くらいでしょうか。
もしこの中で
自分を出せる場所があり、安心できる環境があれば良いのですが
なかなかそうもいかないようです。
私は先生でありながら
学校、家だけで子供を育てるのは
限界がある
とも思っています。
もちろん
どんな子でも自己肯定感を高め、学ぶことができるように
学校やクラスを経営しようと、どの先生も考えています。
私もその一人です。
しかし
これだけ多様化した価値観が広がる世の中で
必ずしも学校教育で幸せになる子ばかりではない
とも感じています。
私たち大人は
それを柔軟に受け入れ、対応していくことが必要なんじゃないかなと思います。
先生たちも必死です。
しかし
それでも学校が合わないのであれば
学校以外に、自分を出せる環境を探すことも大切だと思います。
大人も同じ。
今、自分の人生がつまらないものであると感じているのなら
新しい環境に身を投じてみるのもいいかもしれません。
それは、職を変えるとか
大きなことをする必要はありません。
なにかの会に行ってみる
習い事を始めてみる
などの行動だけでも大きく変わっていくと思います。
私はこの講座を受講したことで素敵な仲間ができました(^^)
1期も講師兼参加者としてお手伝いすることになりました!
http://www.satoru33.me/2017/12/17/やりたいことがあるけど続かない。-何をやればい/