物事には全て表と裏が存在します。
だからこそこの世の中は比較の世界と言われています。
もしあなたが車が乗れて幸せと思っていたとしたら(表)
車を持っていない人がいるから(裏)
車を持っていなかった時期があるから(裏)
それと比べて幸せを感じているそうです。
このように
全ての物事には
表と裏が存在します。
成功と失敗はワンセットですし
好きがあれば嫌いがある
得意があれば苦手がある
だから
裏の存在は
避けるべき存在ではなく
受け入れて認めていくものだと思っています。
詳しく書いたものがこちら
今回書いた黒板では
そのようなものの見方について書きました。
今回
この黒板を書いた日は
野外教育宿泊研修(通称みどりの学校)
についての班決めを行う予定の日でした。
子供が30人いる中で
全ての子供の「この子となりたい」という要望は
ほぼ100%叶いません。
誰かの願いは叶い
誰かの願いは叶わない。
当たり前ですが、そうなってしまいます。
しかし、結果は「仲の良い子とはなれなかった」というものだったとしても
その結果には「表」も存在します。
その結果を受けて
「あの子となりたかった。最悪〜」と思うこともできます。
しかし
見方を変えると
「新しい友達と仲良くなれるチャンスかもしれない」
と捉えることだってできます。
要は
本人がその事実をどう受け取るかです。
よくある話あですがですが
あなたの目の前にコップがあるとします。
その中に水がちょうど半分入っています。
その時
「もう半分しかない」
と考えるか
「まだ半分もある」
と考えるかで、全然自分の心の持ちようは変わって来ます。
受け入れがたい事実を
否定し、変えていく力も必要です。
しかし
どうしても変えられない事実があった時に
この考え方を思い出してほしいと思います。
「この事実の表はなんだろう?」
そう考えると
「悪い」が「良い」に変わっていきます。