以前、こんな記事をあげたことがあります。
その中で、書いたことを再掲載します。
機械化がどんどん進んでおり、
様々な職業はロボットに取って代わられるようになります。
以下は、オックスフォード大学が今後10年で90%以上の確率で「なくなる仕事」として紹介した仕事内容です。
※オズボーン氏著『雇用の未来』の中で、コンピューターに代わられる確率の高い仕事※
今まだ、保護者や子供の中での「勉強ができる」という定義は
「覚えたことを正確に、素早く答える」
ということになっています。
算数の計算ができる
漢字を正確にかける
理科、社会にのテストができる。
しかし
そういう能力は
機械の得意分野です。
もう、到底人間は敵うものではありません。
今、世界最高のスーパーコンピューターの処理能力は
地球上の全人口70億人が電卓を持って集まり、全員が24時間不眠不休で1秒間に1回のペースで計算を続け、約17日間かけてようやく終わる計算を
わずか1秒で計算してしまう能力があります。
敵うわけありません。
ひたすら計算能力を高めても
ひたすら暗記を頑張っても
いずれは人工知能に取って代わられる存在となってしまいます。
だから
今後の人間は
違うところで勝負をしなければいけません。
人間にできて
ロボットには決してできないこと。
それが
想像することです。
想像力の身につけ方(子供編)
実は、子供と大人では
想像力を身につける方法が少し違って来ます。
なぜかというと
大人と子供では、置かれている環境が違うから。
まずは子供編です。
子供の想像力を伸ばす方法は
①五感をたくさん使う遊び、自由時間、習い事をする
②様々な経験をさせる
③子供の意思を尊重して行動させる
④読書をする
⑤簡単にものを与えない
等が有効です。
要は
「環境作り」です。
子供が意思決定できて、自由に経験ができる場所。
そんな場所が大切だと思います。
想像力の身に着け方(大人編)
むしろ、こちらの方が重要です。
想像力豊かな大人の周りにいれば
自然と子供も想像力が豊かになるからです。
大人の想像力を身につける方法の
一番大切なことは
「自由な時間を作ること」
です。
多忙さによって最初に失われるのは想像力です。
あまりにも多忙になると、作業をこなすことだけに特化した機械のように、同じようなことしかできなくなってしまいます。
自由な時間が想像力を身につける第一ステップです。
そのために、できることがあります。
- 日々のやるべきことをルーティン化(習慣化)する
- 断る勇気と技術を身につける
この2つを身につけると
自由な時間が増えます。
すると
想像力を身につける第一ステップ完了です。
その次はまたいつか。