この日
私のクラスで
「時間を守る」ことについて
「約束を守る」ことについて
話をしました。
以前も忘れ物をなくすための方法を
MACの法則を使って説明しましたが
詳しくはこちら↓
一度話しただけでうまくいくはずもなく
なかなか忘れ物が減らない
なかなか時間を見て行動できないことが多くありました。
その中で子どもたちに
「時間を見て行動するためにどうしたらいい?」という問いかけをしました。
すると、多くの子は
「次回から時計をみて行動する」とか
「3分前行動を心がける」とかという話をします。
しかし、ここに目標達成ができない落とし穴があります。
私たち大人もそうですが
何かがうまくいかない時
頑張ろうとします
例えば、子どもが勉強の成績が悪かったとき
多くの子は
次は頑張ろう!って思います。
そして、次のテストのために
数日はなんとか勉強します。
しかし
続かないのです。
そして、継続できず気付いたら
同じような成績を取っている。
こんなことはよくあります。
それは
「頑張る」ことが原因です。
昔から、結果はどうあれ頑張っている人
頑張っているように見える人が褒められました。
〇〇ちゃんは毎日机に向かって勉強してて偉いね〜。
△△くんは頑張ってるねー。
というように。
すると、頑張ること=いいこと
だと捉えてしまいます。
たしかに頑張ることは、はたからみると良いことのように見えますが
私がもっと大切だと思うのは
頑張らなくても出来るようになるために工夫をすること
だと思います。
これは、脳科学であきらかになっていることですが
頑張っている状態は
絶対に長く続かないのです。
だから、
頑張らなくても勉強が続けられる工夫をする。
頑張らなくても出来るように考えることです。
実際、私は
毎日ハッピー黒板を書き続けています。
どんなことがあっても続けられています。
周りからは
「よくがんばるよね」
「自分には無理」
そう言われます。
しかし、私は
頑張ったことは一度もありません。
だから辛くもありません。
それは、「習慣化」させる方法を知っていることと
「頑張らないための工夫をしている」からです。
かの有名か松下幸之助がこんな言葉を残しています。
パナソニック(旧社名:松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電器産業)を一代で築き上げた経営者である。異名は「経営の神様」。
「働くことは尊いが、その働きに工夫が欲しい。創意が欲しい。額に汗することを讃えるのもいいが、額に汗のない涼しい姿も讃えるべきだ。怠けろというのではない。楽をする工夫をしろというのである。」
頑張る頑張る
ではなく、楽しく目標達成するための工夫を考えてみてください。