現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板

世界の孤児院や学校を周りながら世界一周。そんな現役教師が小学生の子ども達に毎日送るハッピー黒板

【世界一失敗の多いクラスを目指して〜チャレンジするから失敗できる〜】


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~人気記事はこちら~

褒めない叱らない教育を
いなくなって初めてその人の本質
1年最後の日。子供との涙の別れ

 

この日の前日
私は久しぶりに子どもの前で熱弁しました。

 


少し感情的になりながら。

何があったかというと

 

 

 


1ヶ月ほど前
学習係という係が

 

 


「クラスの宿題忘れや、勉強用具の忘れ物が多いから、ビー玉貯金をして忘れ物を減らしたい」と企画をしてくれました。

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どのクラスもそうですが

30〜40人の子供が集まれば

忘れ物が0の日の方が少ないのです。

(教師の力量がまだまだな部分もありますが)

 

 

そこで子供達が自主的に考えた方法を採用!!

 


全員忘れ物0でビー玉5つ貯金。
1人なら3つ
2人なら2つのビー玉。
3人まではビールを1つ貯金できる。

 



しかし、忘れた人が4人目になると
ビー玉はマイナス1つ
5人目からはマイナスのビー玉が増えていく


という仕組みを考えてくれました。



そして、ビー玉が50個貯まったら
それでレクリエーションの時間席替えをゲットできる

 



というオマケつき!

 

 


そんな素敵な企画を考えて
チャレンジしてくれています。

 

 

 


しかし
忘れものは多いもので
0の日もありますが、なかなか貯まらない。

 


そこで、学習係は
「全員発言をしたら(1時間以内にクラス全ての子が発言をする)ビー玉20個ちょうだい」
と提案がありました。

 

 

 


拒否する理由もなく
オッケーすると


その日に全員発言。
ビー玉20個追加されました。

 

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しかし

 

 

 

 

 

 


無くならない忘れもの。
徐々にビー玉は減っていく。。

 

 

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そんな時
クラスの雰囲気がこんな感じでした。

 

「みんな!全員発言するよ!」
「大丈夫大丈夫!!全員発言したら20個だから3時間やればレクだぞ!」

 

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・・・・

 

 

 

 

 

・・・・

 

 

 

 

あれ?(o_o)

 

 



忘れ物を減らす話は?(o_o)

 

 

 

 

 

 

 

 

そう。
子どもたちは
学習係が考えたの本当の目的である
「みんなの学習に対する忘れ物を減らす」

 

 

ということを
全く忘れ

「ビー玉を貯める」「レクをする」
という目的にすり替わってしまっていました。

 

 

ご褒美を与えるリスクはここにあります。

ご褒美は、行動の動機付けにはなりますが、

その。ご褒美を得ることが目的になりやすく、ご褒美をもらえたいと今後やらなくなるという実験結果も出ています。

 

www.nino2no.com

 

 


ようやく状況説明が終わりました笑
ここからが子どもたちに伝えたことです。

 

 

 

 

「君たちは、ビー玉が貯めたいの?だったらこんなことやらなくてもどんどん入れてあげるよ!

 

 

 

なにもしなくてビー玉貯めて嬉しい?

 

本当の目的はなんだ?学習係さん教えてあげて」

 

 

 

 


学習係「みんなの忘れ物を0人するためです」

 

 

 

 

 


「そうだったよね?それを意識して、明日からは絶対忘れ物しないようにしよう!

って対策を立てている子はいる?


全員発言すれば簡単にビー玉貯めれるから忘れ物より発言だ!って


なんか違わないか??」

 

 

 


「先生は、このクラスが始まる時世界一失敗の多いクラスにしたいって話をしてしたよね?

 

www.nino2no.com

 

今の君たちは
失敗すら出来ていないよ。

失敗というのは『チャレンジ』の後にしかやって来ない。

チャレンジをしていなくて、出来ていないことは失敗ではなく『ただ、なにもしていない』ということだ。


忘れ物が減らないなら

考えてチャレンジしようよ!
それでも忘れるなら
また考えてチャレンジする。

そうやって成長するんだ。」

 

 

 

 

同じ失敗を繰り返す人は
実はそれに対してなにもチャレンジをしていないことが多い。

考えて対策を立てないから
同じことが起こる。


これは失敗ではなく
何もしていないだけ。


失敗すら出来ない。

 

じつは失敗は
チャレンジの証です。

 

 

 

 

そう語ったあと

そのあとは、子供達に任せました。

 

毎日忘れ物をしている子。

一度も忘れ物をしていない子が入り混じる教室。

 

 

その中で、時間をとって忘れ物をしている少数のために

怒ったり、指導したりしているより

 

自分自身で考えるようにしたかったからです。

 

 

 

すると、素敵なことが起こるものです。

 

 

出来ている子ができていない子のところに話しに行ったり

いつも忘れている子が「忘れないために何してる?」と聞きに行ったりと

自分から動き始めました。

 

 

失敗はしていいのです。

失敗をたくさんして欲しいのです。

 

だって、チャレンジした証だから。

 

例えば失敗が怖くて、チャレンジしなかったら

成功は0回

 

でも、チャレンジをして10回失敗したけど

2回成功した。

 

 

どちらが、成功者でしょう?

 

 

 

私たちは

転ばぬ先の杖を子供に出すのではなく

 

上手な失敗にしかたと

失敗の受け止め方

そこから考える力を伝えるべきなのです。

 

 

失敗ありきで物事を考えなければ

自立は出来ません。

 

www.nino2no.com

 

 

そのためには私たち大人も成長しなければいけませんね。

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