行動をしろ!行動をすれば人生は変わる。
人生行動が全てだ!
そう言われるのは皆さんも聞いたことがあると思います。
しかし、皆さんの中にも「そんなことわかってるよ!」「でも行動できないんだよ!」
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最近、私のクラスで「授業中の発言ルール」というものを作りました。
いつも子供には伝えるのですが「授業やクラスは先生が作るものではない」
授業だって、クラスだって
お互いで作り上げていくものです。
だからこそ子供たちは楽しい授業をするために
学びが深くなるために
「恥ずかし畔も、自信がなくても、クラスのために発言しよう」
そんな空気になったことは嬉しく思います。
しかし!!!!
ルールは、作ったらみんなで守る行動を取らなければ何も意味がありません。
多くの場合「全員発言をする!」「勇気を出して発言する!」と盛り上がるのですが
そのやる気は長く続かず、守れない状態になることが多いです。
そんな場面を何度も見てきました。
そんな風に
「あまりやる気が起きない」
ことってありません?
色々アイデアが浮かんできて「あれもやりたい!これもやりたい!」って計画したりワクワクして紙に書き出すんだけど
いざやろうとすると、なかなかやる気が起きない。
勉強するぞ!本読むぞ!
とかって参考書や本を購入するのに
それ以降全く開かない。
ダイエットするぞ!とジムに入会するものの
ほとんど行かない。
そんな風に
「あまりやる気が起きない」
ことってありません?
以前にも書きましたが
脳の仕組みとして
人間は「楽をしたい」という気持ちが
標準装備で備わっています
では、どうしたらやる気を出して本気で行動できるのでしょうか?
それは、「自分に質問する」ことです。
自分自身に質問をして
その答えのとおりに行動することで
本気になることができます。
実は
人は「やる気になるから行動する」
のではなく
「行動するからやる気になる」
ことがわかっています。
なので、行動するための筋道を自分で作ることが大切なのです。
その自分を本気にする質問とは
「もし、今この瞬間に本番がやって来たら、心の底から『やってよかった!!』って言えるだろうか?」
もしその時
成功しても、失敗しても
勝利しても、敗北しても
受かっても、落ちても
どっちの結果になったとしても
「やってよかった!!!!」って心から言えるな!
と思えるのであれば
あなたはもう今まで、本気でやって来た証拠です。
自信を持って本番に臨めるはずです。
しかし、逆に
何か心がモヤモヤする
何かスッキリしない
心から「イエス」と言えない
失敗したら後悔しそう
そんな風に感じたら
そんな時は
心が「何かやり残してるよ」って教えてくれています。
答えは自分が一番知っている
最後に
人生レベルでこの自分の力を最大限に発揮するために毎日自問自答していた有名人を紹介します。
それが
スティーブ・ジョブスです。
ジョブズの2005年に母校スタンフォード大学で行った、伝説の卒業スピーチです。
17才のとき、私はこんな文章を読みました。「一日一日を人生最後の日として生きよう。いずれその日が本当にやって来る」。強烈な印象を受けました。
そして33年間、毎朝、鏡をみて自問自答しました。「今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」。「No」という答えが幾日も続いたら、私は何か変える必要があると知るのです。
死を意識することは、人生において、大きな決断をする価値基準となる、最も大切なことです。なぜなら、ほとんど全て、外部からの期待やプライド、恥や失敗への恐れ、これらは死によって一切なくなるのです。
あなたが死を意識することが、失うことを恐れない、最良の方法なのです。あなたたちは既にありのままなのです。思うままに行動しない理由はないのです。
(中略)
君たちの時間は限られている。だから無駄に誰かの人生を生きないこと。ドグマに捕らわれてはいけない。それは他人の考え方と共に生きる、ということだから。他人の意見というノイズによって、あなた自身の内なる声、心、直感をかき消されないようにしなさい。