突然ですが、あなたは自分のことが好きですか?
自分に価値があると思いますか?
日本経済新聞の発表によると
日本人、アメリカ人、中国人の各1000人
韓国人の各4000人に調査を行い、統計を取ったところ
「自分が価値のある人間と思うか」との問いに
「全くそうだ」と答えた割合は
米国が57.2%
中国42.2%
韓国20.2%でした。
日本は
わずか7.5%
だったそうです。
「まあそうだ」を含めても36.1%と、
7~8割台だった米中韓に比べて自尊感情の低さが目立った結果になったそうです。
「親は私が優秀だと思っている」と答えた割合も、アメリカ91.3%、中国76.6%、韓国64.4%にたいし、日本は32.6%と極端に低いことが同研究でわかりました。
上の結果の原因には
「自分が好き」と「ナルシスト」の違いをわかっていない人が多いんじゃないかと思っています。(本当は、ナルシシストと言います)
実際子供に
「みんなは自分のこと好き?」って聞くと
「先生、それナルシストやん!」って言います。
実は、「自分のことが好き」と「ナルシシスト」は全然違うのですが
それが一緒になってしまっているような気がします。
ナルシシストとは
パーソナリティの機能の欠陥を指し、その人の自己認識や、他者との関わり方、他者に対する振る舞い方などによって起こります。自己愛性パーソナリティ障害の患者に多く見られる特徴の例としては、自己のアイデンティティを確立するのに他者からの承認を必要とする、他者への共感や他者と打ち解けることが難しい、他者と敵対するなど
つまり
自分を認めてるために誰かの承認が欲しい
他の人と比べ、自分が優れていると思いたいため、他の人を下げようとする(自分が素晴らしいことをアピールする)
ことです。
自分が好き
自分を大切にし どんな自分も受け入れている状態のことです。
きらいな自分、できない自分
人と比較してしまう自分
ネガティブないじわるな自分
怠惰などうしようもないと思っている自分 などなど
いいも悪いもありのままこれが自分。というように
自分で自分を受け入れているということです。
これは
自分のことをあきらめている状態ではありません。
自分自身を
客観視できフラットでいるので
自分のやりたいこともわかりそれをする自分を応援できるものです。
私は、「自分には価値がある」と思えて初めて
他人を認めたり、他人を許せたり、受け入れたり、応援したりできるんじゃないかって思っています。
もっと自分を大切にできる
その「自分を愛する」状態になるためには
①自分の良いところを積極的に探す癖をつけること
②他人からの賞賛を否定しないで感謝で受け取ること
だと思っています。
今回の席替えチャレンジでは
自分自身の良さを書き出す
友達の良さを書き出す
この二つを行うことで
受け取る、発信することができるようにしてみました。
少しでも、未来の子供達の幸せに繋がればいいな〜〜。