あなたは、他人と比較して苦しんだ経験がありますか?
私はあります。
他人と比べすぎて、結果が出せず
心が壊れてしまった経験もあります。
その比較を乗り越えて振り返ってみると
「なぜあんなに他人に固執していたんだろう?」
と思ってしまいますが
その渦中にいると客観的にものが見えず
自分のことを責めていたように思います。
それを経験したのが
大学受験を失敗して、浪人生になった時のこと。
他人と比較し、できない自分を自分自身が嫌いでした。
しかし、ある方法で乗り越え
自分に自信をつけました。
大人になって心理学、コーチング、行動科学を学び、自分なりに勉強していく中で
たくさんのことが分かってきたので
それをお伝えしたいと思います。
過去のあの心を壊した自分に伝えたいこと。
そして、そんな人が少しでも減ること増えないことを願って。
なぜ比べてしまうようになるの?
この原因の多くは
「家庭環境」と「教育」にあると私は思っています。
特に環境のなかで「成果」「行動」で物事を判断されてきた場合です。
例えば
「100点を取った時は褒められた。悪い点を取ったら叱られた」
「お手伝いをしたら100円もらえる。しなかったら怒られる」
「周りの子は勉強してるのに、あなたは・・・」
「周りはみんな静かにしてるぞ。君も静かにしたらどうだ?」
そうやって、常に他人と比較して過ごしている環境があるからこそ
それが当たり前になってしまっているのかもしれません。
しかし、同じ教育を受けていても
比較しないで生きている人もいます。
また「学校が悪い」「家庭環境が悪い」と言い続けていても自分は何も変わりません。
さっさと、その「自分にはどうしようもない」と逃げることを諦めて
自分でできることに目を向けて自分の人生豊かにしてみませんか?
他人と比べてしまう人の特徴
目に見えるもの(環境・能力・行動)にこだわりすぎている
人の意識には6つの段階(階層)がある
と言われています。
神経言語プログラミング(NLP)の開発者であり、ビジネスコンサルタントのロバート・ディルツが提唱した、ニューロロジカルレベルより。
このグラフで、他人と比較してしまう人は
下から3つの能力・行動・環境、時間に意識が向いていると言えます。
例えば
「自分は周りと比べて勉強ができない」(能力)
「自分には彼女がいない」(行動、行為)
「自分は不幸だ。生まれつき運が悪い」(環境)
など。
自分自身に自信がなくて、誰かを否定する癖がある
自分に自信がない人も、誰かと比べてしまう人の特徴です。
自分の見た目や性格、能力などの自信がなく
「自分なんて・・・」と言ってしまいがちな人がこのタイプです。
このタイプの人は自己否定が当たり前になっている傾向にあります。
しかし、人と比べてしまう人は
実はプライドが高く、神経質な一面を持っています。
プライドが高いせいで
自己否定している自分を受け入れられない。
だから変わりたいけど変われないという悪循環に陥っていることも多々あります。
勝ち負けを意識しすぎている
これは、幼いころからの教育の影響も強いでしょう。
先ほどの図の中で
能力と行動と環境にこだわりが強いので、この3つに関しての強い比較をしてしまうようです。
自分の方が勝っていれば相手を見下したり、優越感に浸れますが
負けた時には関わり合いを避けようとします。
そうなってしまうと
結局上には上がいます。
そのため、本当の頂点に立たない限りそれは続いて行きます。
比較しないようになるための方法
①比べる対象を理解する
誰かと比べてしまって悩んでいる方へ質問です。
あなたは・・・
赤ちゃんと比べて悩んだことがりますか?
「あの赤ちゃんは私より可愛い!!なんで?」っていう高校生
「俺はあの赤ちゃんより勉強ができるぜへへ!!」っていう中学生
います??
では
ウサイン・ボルトと比較して悩んだことありますか?
「なんでボルトより足が遅いんだ・・・」って悩む小学生
みたことあります?
ここから、言えることがあります。
それは
私たちが比較をするとき、必ず
「自分と近い人と比較をしている」
ということです。
つまり「いいな〜あの人」と思っていたり
「なんで私はあの人と比べて・・・」と思っていたりしているということは
自分はその人の少し後ろを走っているんだ。ということがわかります。
自分の少し先の理想なんだということがわかります。
少し頑張れば
手が届く範囲の理想だということがわかります。
つまり、誰かと比較をして落ち込んだとき、こう考えてください
「あの人のようにはなれる。だって、比較して落ち込めるから」
そう考えると
落ち込む心もぐっと軽くなりませんか??
そうやって考えて、相手と自分の違いを見つけ真似ていけば
自分自身も成長できるようになります。
②自分自身を大切にする時間を作る
比較をしてしまっている時
必ず基準が「相手」に寄っています。
あの人に比べて
あの人はこうなのにと。
そんな時は
もっと自分を大切にしてあげる時間を作ってください。
自分をないがしろにしないでください。
自分の好きな本を読む
自分の好きなところに行く
自分の好きな映画を見る
自分の好きな人と過ごす
自分のやりたいことをやる
そういう時間を「積極的に」作ってみてください。
すると、比較するところから
少し離れて行くことができます。
大人の私たちがコミュニケーションや、習慣化、価値力を学んで
人生を豊かにしませんか?そして、子供達にかっこいい背中を見せていきませんか?
そんな講座の無料講演会があります。
1day講座もあります
興味のある方は、一歩踏み出して見てください。