まだ3学期が始まっていないので2学期の黒板の内容になります。
自分のクラスの学級経営について今日は書きたいと思います。
実は、この黒板
私がやっているFacebookページで先に公開をしたところ
最低評価と
最高評価に大きく分かれた黒板です。
黒板に対してなのか
私が自分のクラスを自慢したからなのか
こうやって、自分の活動を発信していると
必ず批判が生まれます。
しかし、それ以外にも
そんな風に言っていただけることもあります。
賛否両論ある中で
私はそれでもこうやってブログで発信し続けています。
このブログを通して
「自分は絶対にこんな奴みたいにならない」とご自分の教育姿勢を貫かれるのも素敵だと思いますし
「ここ真似てみようかな」なんて思っていただいても嬉しいです。
もともと自分でビジネスを行ったり
環境づくりを行っていた私にとって
身近にコミュニティづくりのプロたちがたくさんいて教えてもらえる機会がある私にとって
教育業界は
ものすごく閉鎖されていて
ものすごく遅れている特殊な環境
だと思います。
だからこそ
こんな教師が世の中に一人くらいいてもいいんじゃないかなと思うのです。
私はできた人間でもないし
人様に教えられるような人でもありません。
しかし
いや、だからこそ
自分自身の経験を発信することで
自己研鑽し続けることができるし
自分自身大切にしていることを明確にできています。
このブログに対して批判するも、賞賛していただくも
見ていただいている方の自由なのでどうぞ!
でも、もし
これを見ている方の中で
同じ思いを持っていたり、共感していただける方がいらっしゃるなら、一緒に子供の幸せについて考え、行動していきたいと思っています。
前置きが長くなりましたが
今日は、そんな内容が投稿されると思ってください。
気分を害する方は
そっとこの記事を閉じていただけたらと思います。
私は月に1度ほど
クラスの満足度
というのを、子供達からアンケートをとっています。
学校生活の9割以上を過ごす教室。
そこは、
先生が創るのではなく
子供達が自分たちで作りあげる
これを子供達には常に意識させています。
だから、1ヶ月間
自分たちがどれくらいクラスをハッピーにできたかを
自分たちで評価していくことにしています。
やり方は
①今のクラスの満足度を100点満点で書く
②なぜその点数になったのかの理由を書く
③残りプラス5点になるための方法を書く
④班で話し合い→クラス全体で話し合いをして、クラスのルールを改定する。
こんな感じです。
もっと詳しく書いたものが以下のブログにあるので参照してください。
満足度が下がっても
満足度が上がっても
その次に「じゃあどうする?」が待っています。
上がったから褒める
下がったから怒るとかありません。
第一回目の点数と、その時に決めたルールはこちら
その約1ヶ月後の平均満足度と、クラスのルール改定はこちら
そして、今回3回目の会議の前に行った
2学期最後のアンケートで、クラスの平均満足度が94、5点になりました。
未だに一度も下がったことはないので、3学期はさらに点数は上がると思います。
こうやって
自分のクラスの状態を可視化できること
で、子供達身が思い描く理想の教室に近づいているのかが、子供達自身で知ることができます。
話し合いの際は
先生の理想は一切言いません。
先生は一切口出しをしません。
子供を信じて、ルールを子供達に決めさせます。
最初はどんな風になるのか不安もありました。
何度か相談メッセージをいただいたのですが
子供達を信じていないと「子供が自由にルールを作る」なんてできません。
席替えですら、自由にしない先生が多くいる現実です。
「自分勝手なルールにするんじゃないか」
「一部の子が得をして、一部の子が損をするんじゃないか」
「ただ形だけ話し合いをして、変化しないんじゃないか」
そんな不安も頭によぎりますよね?
しかし
一番の原因はそこではありません。
一番の原因は
自分自身を信じていないから
「自分勝手なルールにするんじゃないか」
→勝手なルールにしてしまってからいいクラスにできる自信がない
「一部の子が得をして、一部の子が損をするんじゃないか」
→そうなったときに対処の仕方がわからない。保護者対応、子供の対応をする自信がない
「ただ形だけ話し合いをして、変化しないんじゃないか」
→やって見た結果何も変わらない現実を受け入れるだけの勇気がない
実はそんな自信のなさが表れたりしてしまうのです。
つまり
テクニックの前に
教師自身が勉強をして
実践をして
失敗をして
自信をつけること
これが必要最低限ではないでしょうか?
成長せずに培った知識だけを垂れ流す先生に私はなりたくありません。
だからこそ
月に20冊以上の本を読み、実践します。
だからこそ
週末は講座で勉強し、オンラインで講座を受講し
自分自身も講座で教えています。
どんな未来が来ても大丈夫。
自分なら大丈夫。
そう思えるからこそ、人も信じることができます。
目の前の子供に対しても
「君なら大丈夫」そう言ってあげられるのです。
自分の人生に対して本気になりたい方
子育て、教育に対して悩みがある方は
ブログの上にあるLINE@からご連絡ください。
次回は、もっと具体的に楽しいクラスを作る方法をお伝えします。
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