もしも、みなさんの子供が
もしくはみなさんの大切な人が
「就職せずに世界一周に行きたい」
「ヒッチハイクで旅をしたい」
なんて突然言い出したらどうでしょうか?
中高生を持っている親御さんだったら
A高校を目指して勉強していたはずが
いきなり
「私、本当は県外のB高校に行きたいの。A高校より偏差値はかなり低いけど」
と言い出したら。
大学受験をするために勉強していたと思ったら
「俺、今バイトしているところが楽しくてそこで働こうと思う。高卒で」
と言い出したら。
みなさんはどうしますか?
今、そのような悩みを抱えている保護者から
1日数件のメッセージをいただきます。
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今日は、そんな質問の私なりの答えとして
黒板に書いた内容も踏まえながら
お答えでしていこうと思います。
- 「〇〇したい」と言われることは信頼関係がある証拠
- 話を聴くことに徹する。理解しようとする。
- 自分の意見を「私は〜」で伝える。
- 最終的には「相手の人生」決めるのは相手。
- ハッピー黒板先生だったらどうするの?
「〇〇したい」と言われることは信頼関係がある証拠
まず、「〇〇したい」と子供や大切な人から言われたということは
悩む前に
とても素敵なことだと思います。
それは
しっかりとした信頼関係が成り立っている証拠だからです。
また、「あなたに理解して欲しい」という愛情があるからです。
もし、全く信頼関係がなかったら
「お前の許可なんて必要ないわ!」
「勝手にやってやる!」
と何も相談なしに行動に起こしているでしょう。
私のLINE@にも
「親に言えない」
「先生に相談できない」
というメッセージも多く寄せられます。
まずは、その信頼関係が二人の間にあることに「ありがとう」
を伝えると良いと思います。
「そうやって相談してきてくれてありがとう。自分を信頼してくれて嬉しいよ」
そんなメッセージを送ることです。
話を聴くことに徹する。理解しようとする。
相手が相談してくるということは
「自分を受け入れて欲しい!」
「あなたなら受け入れてくれるはずだ!」
という思いが
「否定されたらどうしよう」
「怖いな」
という思いよりも大きくなった証拠だと思っています。
なので、まずは
相手の話をしっかり聞き、一番の理解者になってあげることが一番ではないでしょうか?
でも、話を聞いているうちに
「これはうまく行かないかも」
「心配だぞ」「大丈夫か?」
「これは無理があるかも」
なんていう思いが浮かんでくるかもしれません。
でもそこは我慢です。
しっかり話を聞くって難しいんですが
心の中で「これをどうやって返してあげようか」なんてことを思わないで
100%理解しようと話を聴く。
もしできれば「なんのためにそれをしたいのか」
をしっかり聴くと良いと思います。
それができるようになると
相手との信頼関係もぐっと近づきます。
自分の意見を「私は〜」で伝える。
相手をしっかり理解した上で
自分の思いも伝えて良いと思います。
そこでのポイントは相手の人格や、相手の全てを否定しないこと
あくまで「自分の意見」として伝えてみてください。
最初に話をしっかり理解していれば
あなたの話も聞いてくれるはずです。
最終的には「相手の人生」決めるのは相手。
どんな選択をするのかは
最終的には相手が決めることです。
だって相手の人生だから
それがたとえ自分の子供であっても、たとえパートナーであっても。
相手の行動に100%責任を取ることなんてできない。
だからこそ
相手の意見をしっかり理解する
↓
自分の思いを伝える
それをしたらあとは相手にお任せです。
そうすることで、次の行動に対する責任を
しっかり相手に感じてもらいます。
どんな行動を起こしたって、自分自身で決定していなかったら
失敗したら「あの人のせいで失敗した」
成功したら「あの人のおかげで成功した」
となってしまい、結局自分の人生を生きることができません。
どんな選択であれ
自分自身で責任を持って行動できることが一番です。
ハッピー黒板先生だったらどうするの?
じゃあ、先生がその立場ならどうしますか?
そうよく言われるのでお答えすると
「やっちゃえやっちゃえ!」
と背中を押せる大人でありたいと思っています。
私が
世界一周をできたのも
何実績もないところから講演家としてたくさん講演できたのも
ヒッチハイクで旅ができたのも
塾をたくさん経営できたのも
私の周りに応援してくれる人がいたから
です。
全員に否定されていたら
多分できなかったと思います。
私は、そうやって応援されたからこそ、自分自身で責任を持って行動して
幸せになってきました。
だからこそ
私のところに相談に来る人に対しては
「どうやったらやりたいことをできるようになるか」を一緒に考えるようにしています。
自分のクラスでも高らかと宣言しています。
「世界一失敗の多いクラスを作る」
正直多くの人に批判されたり
「それは違う」と言われたら凹みますが
それでも、子供の応援者でありたいと思っています。
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