人間って
絶好調の時もあれば
うまくいかない時もあります。
それは誰しもわかっていることだと思います。
しかし、そこには一定の周期やリズムなど
波が見られるということはご存知でしょうか?
私のクラスは
学級対抗長縄大会にすごく熱を入れています。
それは、私だけではなく
子どもたち自身が並々ならぬ思い
を秘めています。
学級には、現在トロフィーが飾られています。
これは、各学期ごとに行われる学級対抗の競技で
優勝したクラスに与えられるトロフィーです。
私の学校では
1学期→ドッジボール大会
2学期→学級対抗リレー
私のクラスは
その両方を優勝しています。
ドッジボール大会は4、5、6年生の中で
6年を抑え優勝しました。
つまり、
子供達は「最後も負けたくない」
そんな思いが強いようです。
実際、運動能力的には他のクラスの方が良いです。
リレーの時も
クラスの平均50m走の記録は
ダントツで低い
という結果が出ていました。
クラスの強みは
「チームワーク」と「練習量」
子供達は
みんな自分たちで考えて行動してくれています。
そこまで本気なので
クラスにも「記録グラフ」を貼り
自分たちがどれくらい成長しているのかを可視化できるようにしました。
今は体育の時間を使って練習をしているのですが
このグラフを見てみると
とても面白い。
子どもたちは
やった分だけ成長しているはずだ
と思っています。
いや、誰しもが「やった分だけ結果が出て欲しい」と願っているものです。
これだけやったんだら、絶対合格するさ!
これだけ時間をかけたんだから、これくらいの報酬が欲しいなー。
これだけ準備したんだ。だから試合は勝てる。
そうやって願うものです。
それ自体は全く悪くありません。
ここまでやったという自信は
本番のパフォーマンスを最大限に発揮するための大事な要素だからです。
しかし
現実はそうではありません。
相手がいるスポーツや受験などなら
「相手が悪かった」などと言い訳をすることも出来ますが
同じメンバーで行う
自分自身の記録との戦いであるこの長縄でさえ
やった分だけ成果が出るわけではないのです。
上がった時は嬉しいですが
記録が下がってしまった時
人は落ち込みます。
それは
「これだけやったらここまでできるようになるはずだ」
という理想と現実のギャップに
脳が戸惑っていると思ってください。
その混乱を解く鍵は
「全てのものには波がある」
と認識することだと思います。
人の成長は
一度も落ちることなく上がり続けることはないんだ
ということをあらかじめ知っておけば
「続けたら上がっていくから
今記録が落ちたとしても大丈夫大丈夫」
と行動を続けることができます。
これは余談ですが
さらに分析すると
赤チームは記録が安定している
→今より少し革新的なことが必要。(縄のスピードを上げる、引っかからないような練習を取り入れる等)
青チームは不安定
→今の跳び方で記録を安定させるように、練習を続けるか、少し縄を遅くして安定させてからレベルを上げることが必要。
だということも客観的にわかってきます。
それを知らないと
「あれ?やってること間違っているかな?」
「あれ?本当にこれは正しいのかな?」
「やっぱり自分には能力がないんだ」
「自分はダメなんだ」
なんて思い込んでしまい
今までやてきたことを否定し、行動することをやめてしまう
そんな風になってしまいます。
時には立ち止まり
自分の行動を振り返ることも大切ですが
全てのものには波があります。
少し俯瞰して見ると
実は、ちょっとずつ成長しているのです。
そのちょっとの成長を見つけ、自分自身を認めてあげられると
もっと幸せがやってきますよ。
この記事に共感していただけたら
ぜひシェア・いいね!・ブックマーク・読者登録お願いします!
LINE@もやっているのでよかったら登録お願いします!
限定動画やLINE@登録者だけのお得な情報や
有益情報を随時配信しています!
上をポチッとお願いします!