二日前、席替えチャレンジの内容をブログでご報告しました。
席替えチャレンジって何?って方やどんな内容をしたの?って方は下記をご覧ください。
今回もそうなのですが
この席替えチャレンジは「先生も試される」のです。
何を試されるのかというと
子供を信じる気持ち
と
子供に任せる勇気
です。
チャレンジをスタートさせた後
私の心は
ざわざわし始めます。
本当に子供達はチャレンジをやるのか?
子供達は達成できるの?
やらない子がいたらどうしよう?
失敗したらどうしよう?
そんなざわざわが付きまといます。
さらに、子供のチャレンジの様子を見れば見るほど
不安が募っていきます。
あれ?まだ全然集まってない。やばいんじゃない?
このままいくと多分集まらないぞ?いいのか?
するとこんな声かけをしたくなります。
「みんな、大丈夫?やばいと思うよ」
「このままいくとチャレンジ失敗するよ」
「席替えできなくてもいいの?」
しかし
それを言ってしまったら先生の負けです。
チャレンジは子供達の権利であって
先生が押し付ける義務ではありません。
ここで「子供を信じる気持ち」「任せる勇気」
が先生に試されます。
何を信じるかというと
「絶対子供は成功させるはずだ」
ということではありません。
「この子たちなら成功しても、失敗しても
そこから学びを見つけて成長してくれるさ」
という、子供の存在自体を信じるようにしています。
また、任せる勇気を持たなければ
子供は、先生以上には成長しません。
転ばぬ先の杖も大切ですが
先生の考え以上のことはできなくなります。
私は、
子供は私以上のものをすでに持っているという考えで接しています。
友達への優しさ
責任感
思いやり
ゲームの知識
ピアノ
・・・
なんでもそうです。
もちろん私の方が優れていることもあるとは思いますが
その子供の方が優れていることは
子供に任せることをしてみないと
先生の能力以上は発揮されないと思うのです。
だから、
言いたくなっても我慢
心配になってもグッと堪える
たまに「チャレンジやった〜?」とか聞いちゃいましたけど笑
さて、今回の席替えチャレンジですが
正直失敗するかもと思っていました。
スタートがほぼ動いていない状態。
数人は全く行なっていない状態だったので
「さて、一生懸命動いていた子から学ぶこと
動いていない子から学ぶこと
色々あるな。どんな話をしたら、みんなが成長できるか・・・」
と、チャレンジ失敗をした時の準備もしていました。
しかし
蓋を開けてみると
大成功!!!
やはり、子供は大人の予想を超えていきます。
声を掛け合う姿
名簿を使ってチェックする子
みんなで素敵な姿を見つけあって教えあう姿
そんな素敵な姿がたくさんみられました。
信じてよかった
任せてよかった
今回も子供達からたくさん学びました。