クラスの良さは
担任がいない時にこそ分かる
私はそう感じています。
担任の前ではしっかり話を聞き、盛り上がり、積極的に発言するけど
担任がいなくなるとおしゃべりをする子が増え、発言をしなくなる・・・
そんなクラスは私はあまり良くないのではないかと思ってしまいます。
実際、私もそんなクラスにしてしまったことが何度もあります。
しかし、それは
担任がクラスのリーダーになってしまっている状態
であると言えます。
低学年ではそれでも良いと思います。
しかし、高学年では
「子供たちが主体的に動けるクラス」にするためには
先生がリーダーをやっていてはいけないと私は思います(あくまで個人の見解です)。
前回のブログで
今のクラスに
「このクラスが終わる時
『このクラス本当に最高だった!一生忘れられない仲間に出会えて幸せだ!人生で最高の1年だった』
ってクラス全員が思っている状態を100点だとして、今何点?」
という質問をすると
平均で51、8点
という結果が出たことをご紹介しました。
詳しくはこちら↓
そのアンケートの続きとして
「その点数を少しでもあげるために自分が今すぐにでもできることは?」
という質問を書いてもらいました。
今日はその次の日のことを書こうと思います。
その日
ちょうど私が出張が入っていた日でした。
このクラスの本当の良さや本当の様子がわかる日です。
その日は、みんなが少し恥ずかしがっちゃう
英語の授業
がある日。
普段は、私がノリノリでALT(外国の先生)と授業を進めますが
今回は、担任不在
子供たちにとってみれば
前日に書いた「自分のできること」を
実践をできる場所が目の前にやって来ました!
しかし、そのことについては
触れないまま、私は出張に向かいました。
その授業の振り返り
「いつも以上に手を上げました!」
「少しいつもより静かだったから、歌を大きく歌いました」
「隣の子と英語で会話するのをいつもより頑張った」
そんな振り返りがたくさん書いてありました。
う
う
嬉しい!!
先生に叱られないためではなく
先生に褒められるためでもなく
「自分のクラスだから」
「自分が良いと思ったから」
そんな風にクラスをよくしていこうと思っている子供がたくさん出たこと。
嬉しいです!!
私に見て欲しくて振り返りに書いたかもしれません。
しかし、そうやって
自分でクラスをよくしようとした
という事実はとても嬉しいものでした。