勉強をしなきゃいけないけど勉強に対するモチベーションが上がらない。
受験を控えているけど、やる気が出ない。
仕事に対するモチベーションが上がらない
仕事を変えようと転職を希望しているけど仕事を新しく探すモチベーションが上がらない。
どうしたらやる気は湧いてくるの?
やる気スイッチはどこにあるの?
そんな方におすすめの科学的根拠があるモチベーションの上げ方をご紹介します。
20秒の法則
ハーバード大学の研究によって明らかにされたやる気の出し方です。
人は、何かをしたいと思って
20秒以内に行動をとれるとやる気が持続し
20秒を越えるとやる気はなくなる
ということがわかっています。
つまり、勉強をしよう!と思って20秒以内に勉強が始められる環境をあらかじめどこでも勉強ができるように準備しておくことが大切です。
常に暗記できるもの携帯しておくとか、机にやるべき宿題を開いて置いておくなどをすると有効です。
仕事に関しても同じです。〇〇をしよう!と思っても
資料を探す→パソコンを開く→関連ページを開く→作業開始
というような手順をしている間に20秒はあっという間に経ってしまいます。
すぐに仕事が開始できるようにデスク環境を整えておくとモチベーションは持続します!
これは、実際に私が使っている方法ですが
前日の夜に全ての仕事を終わらせないで、あえて朝行う仕事を作っておき、パソコン画面に表示して置いて帰宅したり、机の上に作業できる状態で置いて帰ります。
丸つけをあえて5人残して帰るとか。
そうすると、朝きた時に何を始めに行うかが明確になり、いきなり仕事モードに突入できます。
逆も使える20秒の法則
この20秒の法則を使うと、「やる気を奪う、ついついやってしまう悪い習慣」も排除することができます。
ついついやってしまうものに
20秒以上かかる仕組みをつくることです。
例えば、ダイエット中なのについついお菓子を食べてしまう方。
お菓子を全て排除すれば良いのですが、捨てるのは勿体無いですよね。そんな時、お菓子を見えるところに置くのではなく、20秒以上作業をしないと食べられない場所に置いておくだけで、「食べたい欲求」がおさまってきます。
鍵をかけた箱にしまい棚の奥深くにおき、その前にガラスのコップを並べるとかしたら、20秒は超えますね?
やる気スイッチは脳にはない。
頭でいくら「やる気を出せ、やる気を起こさなきゃ」と出せるものではありません。
実はヤル気スイッチは脳にはないのです。
(実際、やる気が出ると放出されるアドレナリンやウィルパワーなんかはありますが、そのきっかけは脳にはないということです。)
実はスイッチは、身体と環境にあります。
まず身体の方を先に動かすことです。
始める前は面倒に思っても、始めて5分か10分もすると気分が乗ってくるのです。(ヤル気スイッチが入っている)。
自己超越目標をもつ。
これは、自分の身の丈を超えた大きな目的やゴールをもつことです。
「いい仕事に就きたい」「お金をたくさん稼ぎたい」という個人的な欲求は、目の前の「サボりたい」という欲求には勝てません。
そうではなく、今の自分では到底達成できないような大きな目標を持つと、人はやる気が起きることがわかっています。
例えば、
「いい仕事に就きたい」→「恵まれない人を救う仕事に就いて、世界を愛で溢れる世の中にする」
「お金をたくさん稼ぎたい」→「この貧富の差が激しい、不公平な社会を変えるためにお金を稼いで、その知識を使ってみんなを幸せにしたい」
みたいな感じです。
なんと、ある実験では
50分ほど自己超越目標を意識させるだけで、勉強時間が2倍に増えたというデータがあります。
今回のハッピー黒板では、この「自己超越目標」を意識してもらいました!
自分にするとよい「やる気を上げる質問」
この二つの質問に答えてから、仕事や勉強に向かうだけで、やる気が上がります。
①世の中をもっとよくする方法はないだろうか?
②いま勉強(仕事)していることが、そのためにどう役に立つだろうか?
いかがでしたか?
やる気の出し方の関連記事はこちらです。