実は・・・数年前
私は小説を書きました。
きっかけは、子供の夢でした。
数年前、私のクラスに
小説家になりたいと言っていた子がいました。その子は実際に友達と小説をつくり
クラスの本棚に並べていました。
その時その子がぽつりとこう言いました。
「本当になれたらいいな。」
そんな目の前の子に
「やろうと思えば夢はかなうぞ!」
という姿を見せる為に
自分で短編小説を作りました。
私の仕事は「子どもたちを幸せにすること」
それは、目の前の学校の子どもたちもそうですが
できれば多くの子どもたちを幸せにしたい。
そんな風に考えていています。
教員をやっているとどうしても、学校の子どもたちだけで精一杯です。
一年約40人。
それでも密度の濃い関係を築くことができるからこそ、やりがいがあり素敵な職業です。
しかし
もっと別の方法でも子どもたちを幸せにしたい。
その想いがずっとありました。教員になると決意してからずっと。
そして、いつしかもった新しい夢。
「子どもたちが読むだけで生きるために大切な学べるような絵本を作ってみたい」
そして、子供の夢を後押しする意味も込めて
休日や長期休暇を使いながら、頭の中にあるストーリーをちょっとずつ文字に起こしていました。
そして、その年の夏過ぎ、10000字程度の短編の物語ができていました。
しかし、出来上がった物語。それをどうするかはずっと悩んでいました。
それはなぜか。それは世間体が私を邪魔していたからです。
これをいろんな人に見てもらいたい気持ちはある。
しかし
「教師になったばかりの人が何やってるんだ」
「目の前の子どものことはやらなくていいのか」
「副業になるんじゃないの?」
という不安が押し寄せる。
「面白くなかったらどうしよう」
「結局自分の独りよがりだったら・・・」
そんな不安が押し寄せる。
しかし、子どもに「チャレンジしろ!」「たくさん失敗しろ!そこから学んで成長しろ!」
そうやって言っている自分が
やらずに諦めることはできませんでした。
できることからできるだけ。
ということで、
まずは、知り合いの文章を書くのに長けた方に見ていただこうと思い、連絡を取りました。
それが【きぼう新聞】という新聞を発行されている細川さん。
その新聞は本当に素敵で
〜100年後の子供たちへラブレターを届けよう。時を超えて、人生を励ます力を発信する。〜
という思いで月に2回発行されている新聞です。
そんな新聞の編集長さんに
私が作った話を読んでいただきました。
そして、そのあと、素敵なメッセージをいただきました。
お待たせしました。
読めるゆとりができたので
じっくり読みました。
内容、素晴らしいです。
最初のワクワク感、最後のグッとくる感覚。
素晴らしいです。
ぼくが編集者なら
絵本ではなく、児童向けの小説でいきたい。
今回のような短編小説集を4〜5本ぐらい創作して
一冊にまとめて、短編小説集として小説としていきたい。
文字を読むことの大切さ、想像することの大切さがいいです。
その中で、挿絵という形で絵を入れることの方が
絵の印象が記憶に残る気がします。
一本の短編集に、4枚ぐらいの絵でしょうか。
これ、いけますよ(*^_^*)
これは僕からのお願いです。
あまりに感動しています。
ぜひ、きぼう新聞で
読者のお母さん世代とその子供たち向けに
今回の話を、6話ぐらいで小分けにして連載したいです(*^_^*)
そして、小説を新聞に載せていただけることとなりました。
それからというもの
実は3作の小説を希望新聞に掲載させていただいています。
その1作目を今回
ブログで公開しようと思います。
もし、よろしければご一読ください。