夏休み明けや冬休み明けには、不登校になる子供たちが増えると言われています。
また、 18歳以下の自殺者数は9月1日がダントツで高い結果になっています。
なぜ不登校や自ら命を立ってしまう子供が増えるのかは前回のブログで書かせていただいたのでそちらを参考にしてください
↓
今日は、長期休み明けに教師が絶対にしてはいけない3つのことを紹介していきます。
①夏休みの思い出をスピーチさせる
一瞬『え?』と思う方もいらっしゃるでしょう。
スピーチは海外ではよく取り組まれている活動で、日本人はスピーチ力が弱いとも言われています。
スピーチをする経験は非常に大切です。
しかし、「夏休みの思い出」というスピーチを全員の子供にさせるのは、NGです。
なぜかというと、全員の子供が楽しい思い出を作ってきたとは限らないからです。
子供の中には、遊びに行きたくても親の仕事が忙しくて遊びに連れて行ってもらえない子供もいるかもしれません。経済状況の関係でいけなかった子もいるかもしれません。
他の子供が「キャンプに行った!」「海外に行った!」「海に行った!」「ディズニーに行った!」と元気に発表する中
何を発表したら良いのでしょう?
苦しくなるい一方です。
安易に「みんな楽しい夏休みを送ったはずだ」と考えるのは危険です。
でも、夏休みの思い出を共有させたい。
夏休みの成長や思い出を話したい子もいるのも確かです。
そんな時は
「個別に聞く」
「頑張ったこと(一生懸命取り組んだこと)のスピーチをする」
と良いと思います。
夏休みを楽しんだ子供は、その経験を話したがります。
そんな時は個別に「へ〜〜!」「そうなんだ!」「楽しかったんだね!」と共感しながら聞いてあげることです。わざわざ全体に共有しなくとも、先生や近くの友達が楽しそうに聞いてくれたら、子供も嬉しくなります。
スピーチをさせるなら「頑張ったこと」など誰もが経験の中から話せる内容にしてあげると良いです。
「家のお手伝い」「サッカー」「キャンプでの火起こし」・・・
その子の中での頑張ったことをスピーチにしてみてはいかがでしょう?
②最初から頑張らせる
これは、よくやりがちです。
私も昔、先輩教員から
「最初の3日が肝心だ!そこでクラスをピリッとさせなければダラダラが続くぞ!」
と言われていました。
しかし
それが当たり前です!
前回のブログにも書きましたが
子供たちは、まだ「夏休みモード」から「学校モード」へ移り変わっていません。
そんな中で
「夏休み明けたんだから切り替えなさい!」
「しっかりしろ!」
「たるんでるぞ!」
と教師が飛ばしすぎると、子供の心と距離が生じてしまいます。
一昔前までは、ビシバシが当たり前で、先生は厳しいものだという風潮があったようですが、今はそうではありません。
1学期に築いた信頼関係が、まだ回復していないうちに飛ばしすぎると
子供が疲れます。
疲れた人間関係では、学校生活が楽しくありませんよね。
学校に来たことが花まる
長期休み明けは、「学校に来れたことだけで花丸」くらいの感覚で子供と接してください。
宿題がやれていない
授業の切り替えができていない
ざわざわしている
そんな気になる点はたくさんあるかもしれません。
しかし、それでも学校に来ている。
それだけでまずは💮です。
私は別に「学校に必ず行かなくては行けない」とか、「不登校はだめ」だとか思っていません。
しかし、私が学校の先生である以上、私は学校が好きだし、大切な場だとも思っています。そんな学校に来てくれたこと、また笑顔で会えたことへの感謝を伝えることが一番先決ではないかと思っています。
③いきなりテストや通常授業に入る
多くの中学校で行われているようですが
新学期初日のテストはあまり子供に良い影響は与えないと言われています。
夏休みの宿題を有意義にするため(適当にやらせないため)にテストがあるのではないかと思いますが
受験生でもない限り
宿題は勉強嫌いになる理由第一位です。
休み明けは特に「学校モード」から乖離してしまっています。
そんな中で憂鬱な「テスト」をいきなり実施されると
子供の心もダメージは大きいものです。
せめて1日や2日は時間を明けてテストは行いたいものです。
授業においても、徐々に慣らして行けると良いと思います。
特に小学校では、本当に夏休み中に勉強をしていないという子供もいます。
まずは机に向かい話を聞いたり、自分のことを伝えることに慣れてから教科に入れるとスムーズに行くかと思います。
授業前にやるといいおすすめグループワーク
授業やテスト前に少し遊びで盛り上がるレクを紹介します。
それが
「夏休みウソ、ほんと」
というゲームです。
私が勝手に作ったゲームです笑
4人グループくらいになり
ストーリーテラーを一人決めます。
一人は夏休みに体験したことをテーマに2つの話をします。
しかし、1つは本当に体験した話を、そしてもう1つは体験していないウソの話をでっち上げて話します。
周りの3人は、その2つの話を聞いた後
それぞれの話に対して質問をします。
質問が終わったタイミングで、どっちの話がウソだったかを当てるゲームです。
ウソを見破ったら1点
ウソを見破られなかったら0点です。
また、ストーリーテラーには、見破られなかった人数かける1点が得点になります。
それを4人順番に行い、点数が一番高かった人が優勝です!
私は、このゲームを出校日に行い、かなり盛り上がりました。
是非一度お試しください。
皆さんの心を支える名言を教えてください!!
あなたの心を支えている名言はありますか??
人は言葉で人を救える。
人は言葉で救われる。
言葉は人を変えられる。
言葉にはステキな力がある。
そう思います。
辛い時にお母さんに言われた一言
苦しい時に先生に言われた一言
本の中に書いてあった一言
有名人の名言
名もなき名言
有名な名言
そんな、あなたの心の中にある名言を
もっといろんな人に伝えさせていただけませんか??
私は、ハッピー黒板のブログ以外に
10秒で読める名言集のブログを書いています。
そこに、あなたの心を動かされたエピソードや、大切にしている名言を紹介したいなと思っています^ - ^
共感していただける方は直接メッセージ
もしくは
コメントをお願いします!
シェアも大歓迎です!!
365個の皆様の名言を集めて毎日1通配信したいと思っています!
是非ご協力お願いします!!