コロナ休校が明け、学校にも子どもたちの活気が戻って来ました。
休んでいた分、未履修の教科をこなさなければならないと
焦る先生も多いのではないでしょうか?
しかし、それよりも大切なことが私はあると思います。
それは、子どもが
「学校楽しい!」
「クラスおもろい!」
「勉強楽しい!」
と思えることです。
ぶっちゃけ、授業で行う知識なんてのは、休校中だろうがオンラインで学べます。
(どうせ、ほとんど忘れて受験期に一気に詰め込むんでしょ?笑)
すいません。また炎上するのでこれくらいにします笑
授業授業授業授業とこなすだけの授業をやるよりも
まずはクラス作りや、勉強に向かいたくなるような空気作りが必要なのではないでしょうか??
今回は、私が実践している
「子どもが主体的に考え、行動できるようになるための学級経営」についてお伝えします。
主体的に考える子どもに育てるコツは、
「主導権を渡す」ことだと考えています。
新学期始め、学級が新しくなったときに1番先生が気をつけることは
「ルールを子どもたちに覚えさせる」ことだと思います。
忘れ物をしないためのルール
忘れ物をしてしまった時のルール
休み時間のルール
給食のルール
係活動のルール
ルール
ルール
ルール
ルール
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そしてそれを守らせる先生。
これでは、大変ですね。
これでは楽しくないですよね?笑
これは、先生という絶対的主導者が主導権を握っており、
それを守らせることで、クラス全体の統制を取ろうという考えです。
それでは、主体性は絶対に育ちません。
なので、私は
主導権を子どもに意識して渡すようにしています。
それが1番出ているのが
「係活動」です。
私のクラスでは、係活動を会社化させており、自由に会社を設立してもよいことになっています。
そして、クラスがハッピーになるために行動して、効果が表れたら
「ハッピー」というクラスだけで通用する通貨を発行しています。
それを貯めたり、自分やクラスのために使える制度をつくっています。
そうすることで、子ども自身が主導権を握れる場所を作り出しています。
詳しくはこちら
すると、子どもは
「何かクラスのためになることはないか?」と考え
「何をしたらそれが解決されるか?」
と考え
実行にうつします。
そこに口出しは無用。子どもたちは自分から考え行動していきます。
子どものアイデアと行動力はすごいものです。
そうやって行動した結果は全て自分につながります。
うまくいったら自分のおかげ。
うまくいかなくても自分のせい。
そうやって試行錯誤していく場をクラスの中でつくっています。
現在も、色んな会社が誕生して、試行錯誤を繰り返しています。
必要なのは、主導権を子どもに渡すこと。
子どもが主体的に考えて行動するための学級経営